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東堂葵とかいう悔しいけど推せちゃうキャラ

サムネ引用元: https://eiga-manga.com/entry/jujutsu-shibuyajihen-todo

時差ですが、呪術廻戦アニメ第44話をリアタイした感想を。

MVP:東堂葵

ということに異論はないと思います。
最序盤に、五条先生のシャツをコーヒーで汚して慌てる1年ズの何気ない日常を移してから、野薔薇ちゃんの負傷(あえてこの言い方をします)したお顔を見せるの、人の心がなさすぎるよ…。

宿儺が大量の人命を奪ったり、目の前でナナミンが天に召されたりでボロボロになっていた虎杖にあまりの仕打ち…。

個人的に、虎杖くんと野薔薇の関係性が好きなんですよね。
主人公の同級生の女子、ということで恋愛(付き合わずとも、ドキドキする的な)に発展しそうなのにそうならない。
むしろ、恋愛よりもより深い人間同士の絆という感じがするんですよ。
壊相・血塗戦あたりで垣間見えますね。
 共に黒閃を決めて敵を倒すバトルは圧巻でした。
相棒というか、ライバルというか。野薔薇の言葉を借りるなら「共犯」の関係。

 そんな大切な存在が、目の前で…。太陽属性の虎杖くんでももう頑張れませんよ…

そんな中、

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

あれ、聞き覚えがある。この声、このちょっと鼻につくキャラ。

現れたのは、ブラザーこと東堂葵でした。

東堂も嫌いじゃないんですよ、むしろちょっと好き。
若くして1級に上り詰める実力、圧倒的ゴリラ力(筋肉)、仲間思いというところだけ見れば七海建人と似てるんですよね、不本意ながら(笑)。

東堂は、初対面の相手に「どんな女がタイプだ?」と聞き、その返答次第ではボコボコにするというトンデモムーブをするだけでなく、
好みが一致した人(虎杖)に対しては、涙を流しながら
「どうやら俺たちは、親友のようだな」
と感動するド変人。

あの、初対面ですよ??

さらに、勢いで(?)虎杖と、推しのアイドル高田ちゃん、東堂で同じ中学に通っていて、高田ちゃんへの恋愛に悩む東堂を虎杖が励ますという
「存在しない記憶」が溢れ出してしまいます。

このせいで、「存在しない記憶」によって相手を混乱させるのが虎杖の術式だという考察が出ることになりました。面白すぎる。

 駆けつけた東堂は、虎杖を励まします。
「お前は何を託された?」
その言葉に虎杖は、「後は頼みます」という七海の言葉を思い出します。

この回想の七海さんが、スーツとグラサンを身につけ、髪もセットしている「いつもの」七海さんなんですよね…いつでも虎杖の頭に浮かぶのはきちんとしつつも優しい七海さんなのですね…七海オタク、泣いてしまいます。

「俺、ナナミンの分までちゃんと苦しむよ」
というワードセンスが爆発した言葉を心で唱えた虎杖。

さらに東堂は、
「俺とお前と釘崎、ミスター七海。みんなで呪術師なんだ!俺たちが戦う限り、死んでいった人が真に敗北することはない」
とカッコ良すぎる励ましをします。
君、本当に10代?(高専生なので…)

そして東堂は渾身の一撃を決めます。
ここの演出が最高に「ハイ」ってやつでした。

よくわからない宇宙空間のようなものが広がり、星座みたいになった虎杖がウィンクをしたのが見えたと思ったら、
またもや存在しない記憶(東京校在籍のはずの虎杖が何故か京都校で授業を受けている)が走馬灯のように流れるという。
極め付けは、東堂の推しアイドル・高田ちゃんによる「たんたかたーん」。

あれ、もしかしてこれが無量空処かぁ…
情報が完結しません。

結論:「強さ」「かっこよさ」「変人」は全て両立する。

東堂はかっこいいと変人を反復横跳び(秀逸な表現だったので借用しました)しているので、「かっこいい」というのがちょっと悔しい(笑)。

でも嫌いじゃないよ!
次回の君の活躍も楽しみにしています!

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