マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣を読んでみた

みなさんおはようございます。今日も最高の1日にしましょう!
著者は、大嶋祥誉[おおしま さちよ]さん
センジュヒューマンデザインワークス代表取締役。エグゼクティブ・コーチ、組織開発・人材育成コンサルタント。上智大学外国語学部卒業。米国デューク大学Fuqua School of Business MBA取得。米国シカゴ大学大学院人文科学学科修士修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーでは、新規事業の立ち上げ戦略、全社戦略立案、営業戦略立案などの経営戦略や人材マネジメントへのその後、ウィリアム・エム・マーサー、ワトソン・ワイアット、グローバル・ベンチャー・キャピタル、三和総合研究所にて、経営戦略や人材マネジメントへコンサルティングおよびベンチャー企業支援に携わる。2002年より独立し、エグゼクティブ・コーチング、組織変革コンサルティング、チームビルディングやリーダー開発に従事する。

読んでよかったポイントをリマンドしておきます。

[問題解決のプロセス]
1真の問題を把握(設定)する
2問題を整理して構造化する
3情報収集を行う
4仮説を立てる
5仮説を検証する
6解決策(打ち手)を考える
7解決策を実行する

[プロセスにおける特に重要なポイント]
1どんな問題が起きているのかを正しく把握し、分析する
2できるだけ時間をかけずに、スピィーディーに解決する

[問題解決プロセスの第1歩]
ゼロ発想→「そもそも」に立ち返る

[ゼロ発想を身につけるための習慣]
俯瞰視点→すべての対象を一段高いところから見渡す”鳥の目”を持つこと
つねに自分視点で考えているかどうチェックし、「なぜ自分はいま、自分視点で考えてしまったのかな?」という、自分自身に対しても一段高い視点を構築する。そして、つねにズームアウトする感覚を持ち、広い視野で見渡すように心がける。

[ロジカルシンキングとは]
いま直面している出来事は何が原因で、その結果どうなっているかを細かく突き詰めて考えること「すべて原因と結果にバラして考える」

[クリティカルシンキングとは]
発想を深める手段、批判的に考えること。どうしてなのか?本当なのか?真の問題は何か?もっといい打開策はないのか?こうした批判的な思考や自らの投げかけを続けることで、問題の本質にぐんと近づける

[問題解決の条件]
事実・解釈・解決策。3つを時間内にそろえることこそが問題解決の条件

[情報収集のプロになる3ステップ]
情報収集の目的を明確にすること
かたっぱしから調べること(自分視点を防ぐため)
現場に行く
様々なデータを調べ立てた仮説を検証するのが現場に行く目的

[できごと(事象)と要因を分けて考える]
重要度の高い物と低い物が見えてくる。仮説(イシュー)を立て、検証し、結果が出なければ、次の仮説を立てて検証する。

[仮説の罠]
仮説を立てることで、どうしても自分の意識が仮説に引っ張られ、必要以上にこだわってしまうことがあることがある。思い込みというやつ。仮説を実行して間違っていたと分かったら、すぐ次の仮説を検証しよう。

[仕事ができない人に共通する弱点]
仕事の優先順位をつけるのが苦手なこと。

[ときどき自分にする問いかけ]
もし、余命が1年しかなかったら?
今日すべきこと、自分が大切にしていること、両方のバランスをとって優先順位をつけよう。

[つねに前向きな姿勢]
ポジティブメンタルアティチュード。ピュアで、素直で、明るい人は、無敵

[上司に時間も貰うときの話しかけかた]
部長、〇〇の件で、いま1分だけよろしいですか?
・要件は何か
・何分かかるのか
同時に伝える
「1分だけ」というのは、あくまで上司に「すぐ終わりますよ」と安心感を与えるための手段。説明をはじめてしまえばこっちのもので、止められるまでは何分でも続けて構わない。

[30秒で3つの要点を話す]
1現状の把握
2現状の解釈、または意味合いの抽出
3結論、または解決策の提案
「結論→理由」の順序で伝えていく

[上司に確認すべきポイント]
1その仕事をいつまでに終えるか
2仕事の意図、方向性
3求められているクオリティー
自分なりの進め方の方針を決めた時点で、上司にそれで問題ないか、早めに確認することが大切。

[大切な3つの視点]
自分の視点
相手の視点
それらを俯瞰した視点

[できる上司のすること]
部下の強みを見つけ伝える(最低10個リストアップ)
大切なのは部下の存在を認め感謝していることを伝えること
叱るときも感情的にならない。人前で叱らない。
仮説を立てさせ、具体的なアクションを考えさせる
ゼロ発想、俯瞰視点、仮説思考などを駆使させて、具体的な行動につながるように指導することが上司の「役割」
「自分でやったほうが速い」という考えは、だれかの上司になった時点で捨ててしまう。

[会議をデザインする]
1報告
2レビュー(仕事の進捗確認、振り返り・反省会、人事考課など)問題解決
3アイデア出しなどのブレーンストーミング
4共感や共有を高めるチームビルディング

[有意義な会議にするための3つのポイント]
1会議の目的
2ゴールイメージ(会議で達成したいこと、なっていたい状態)
3参加を求める理由
▼会議の目的を外れないための対処法
会議室のホワイトボードのどこかに、会議の目的とゴールイメージを大きく書いておくこと。このとき一文で書くことが大切。

[例]
目的:〇〇の問題の解決について
ゴールイメージ:〇〇の問題の解決策と、だれがいつまでに実行するのかが明確になっていること

会議をはじめる際にやりたいチェックインというダンドリ
▼チェックインによって、期待できる2つの効果
1議論の冒頭に「個人の事柄」を出し合うことで、議論のへの集中度合いを高めることができる。その結果、有効な結論が早期に出る。
2互いに心の内を出し合うことで「安全な場」をつくることができ、話しやすい雰囲気をつくることができる

[5分間で自分に問いかける]
自分がいま、いちばん関心のあることは何だろう?
最近最も刺激を受けた話って何だったかな?
どうして最近、自分はモヤモヤしているのだろう?
なぜ、あのとき、腹が立ったのだろう?

[心と体を整える]
もし乱れているのなら、深呼吸をして、自らを落ち着かせてみてください。そして、新しい気持ちで、人生と向き合ってみてください。そうすれば、きっと、きっと、うまくいくはずです。














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