夢をかなえる赤い本(イットワークス)を読んでみた

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著者はRHJさん
1926年に『イット・ワークス―夢をかなえる赤い本』を匿名で刊行したアメリカ人富豪。巨万の富を手にした実業家であり、慈善事業に多くを捧げた人物としか詳細は明らかにされていないらしい。

個人的によかったポイントをリマインドしておきます。
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世の中には「欲しい物が次々と手に入る人たち」と「欲しい物が手に入らない人たち」の2種類が存在する。
RHJさんはその理由(納得のいく答え)を見つけた。
そしてその「答え」を何年も紹介し続け、「答え」を活用した人たちが、次々と「自分の欲しい物」を手に入れていった。
この「システム」が、長い間、それを利用した人たちに望み通りの結果をもたらせしてきたことは明らか。

この力を利用することはいたって簡単。簡単すぎるからこそ、認識することが難しい。結果をもたらすのが当たり前すぎて、意識的に利用されていないうえ、成功と失敗の原因そのものであることですら、知られていない。

自分がハッキリとして変化を欲しているなら、それを達成することは必ずできる。しかし、その前にやらなくてはいけないことがひとつある。

それは「本当に欲しいものは何なのか」を、しっかりと認識すること。まずは、自分の「客観的意識」(あなたが毎日使っている意識)をトレーニングし、あなたが欲しいものや状態を明確に決める。それこそが、夢の実現への大きな第一歩を踏み出すことになる。

実は「欲しい物を手に入れることができる」というのは、別に何の不思議なものでもない。

あなたは自分の中に「全能の力」というものを持っている。この力は、あなたに仕える日を今か今かと待っている。そして、あなたが心から欲しい、と思ったものをあなたに与えることができる、ものすごいシロモノ。

この力を「サブジェクティブ・マインド(主観的意識)」と呼ぶ。RHJさんはこの力を「エマニュエル(私たちの中にいる神)」と呼んでいる。

呼び方なんてどうでもいい。大切なのは、この力があなたの中に実在し、あなたが心から望んだ「完璧な結果」を喜んで実現してくれる能力があるのだということ。

でも気をつけて。たまに「ああこんあものが欲しいなぁ」と思ったり、中途半端に願っているだけでは、無限の力としっかりつながることは不可能。

その「結果」を何がなんでも心の底から、まさに喉から手が出るほど強く望んでいなければならない。

頭も心も体も魂も、すべてがそれを一心に望んでいなければいけない。
あなたの「客観的意識」と意識は非常に迷いやすく優柔不断なのだ。

「こんなものがあったらいいのになぁ」
「あんなことができたらいいのになぁ」
と安易に心の中であちこち浮気していると、あなたの心の中にある力は、うまく実力を発揮することができない。

そういったほとんどの「願い」は真実の「願い」ではなく、単に「言っているだけ」。言った数秒後には忘れてしまっているはず。

先ずは、あなたが欲しい物や状況を重要な順に紙に書き出す。多すぎたり、欲深すぎることを恐れる必要なない。もうこれ以上はない!というところまで、できるだけどんどん書き出す。

その「欲しいものリスト」を毎日書き換える。新しいものを付け足したり、気が変わったらリストから除いたりしながら、自分の気持ちにピッタリくるまで続ける。

「はじめの目標と全然違うものになってしまったなぁ」なんてがっかりする必要はない。それはごく自然なこと。目標を達成していく過程や、自分の気持ちが変化していくなかでは、新たな目標が加わったり、新たな欲望が芽生えてきたりするものだ。


①一日3回、朝・昼・晩に「欲しい物リスト」を読む
②あなたが欲しい物を1日の中でできるだけ多く想い浮かべる。
③あなたが欲しい物を誰にも話してはいけない。
ただし、あなたの中の「無限の力」だけにはいつも話かけること。


この力は、あなたの客観的意識に夢の実現方法をきちんと教えてくれる。あなたの「欲しい物リスト」にあるいくつかのものほあ、現実的に考えてまったく不可能に見えるものかもしれない。でも、それでいい。
あなたにとっての重要な順番で、そのままリストに書いておくこと。

「どうやって『無限の力』は私の欲しい物を実現するのだろう?」そんなことを分析する必要はない。

あなたは「夢をかなえるために3ステップ」に従って、ただこの簡単なルールを実行すれば、夢の達成手段は目の前に次々と現れて来る。しかも、ほとんどの場合、あなたが思っているよりもずっと早く。

もし、実行していくうちに新しい願望が芽生えてきて、「欲しい物リスト」の上位を占めるようになってきたら、それはあなたが進歩している証拠。

また、最初は欲しいと思ったけど、ステップを実行してくうちに欲しくなくなって、リストからはずすようなケースも、あなたの進歩を表している。

最初はこのシステム自体を「そんなことは有り得ない」と思ったり「信じられない」と感じるのは当然のこと。だから、そんな考えが浮かんだら、すぐに「欲しい物リスト」を取り出して、読み返してみることだ。

そのリストの内容をすっかり覚えたなら、心の中でその内容を読み上げる。あなたの進歩を妨げている「疑いの心」が消えるまで、それを続ける。

そして、これだけは覚えておいてほしい。

あなたが本当に心の底から欲しいと望んでいるものを妨げるものなど、この世には存在しないということを。

「『無限の力』なんて本当に存在しているか」という議論は不要。あなたさえ準備ができてれば、すぐに力が発揮できる状態でいつもあなたの中にスタンバイしているのだから。

ただ、あなたの「客観的意識」は、とてもまわりの影響を受けやすいのが難点だ。「無限の力」について疑い深い人ばかりに囲まれていると、この「システム」はうまく機能しなくなってしまう。

つまり友達は身長に選ばなければいけないということ。できる限り、ああなたが欲しいと思っているものをすでに持っている人と付き合うこと。

でも、友達になったからって、「どうやって手に入れたの?」なんて聞いてはいけない。

さぁ、お金、家、車など、あなたが欲しい物を書き出そう。
しかし、それだけではまだ不十分だ。
どんなものが欲しいのか、もっと具体的なイメージを描く。

もし車が欲しいのなら、車種・スタイル・値段・色など、できる限り細かいところまでイメージする。さらに、それをいつまでに欲しいのかも決める。

もし家が欲しいのなら、どんな構造、間取り、どこにどの家具を置きたいのか、どこに家を建てて、予算はどれくらいなのか…を考えてみる。

もしお金が欲しいのなら、いくら欲しいのか金額を書き込んでいく。

もし仕事で新しい記録を塗り替えたいのなら…、セールスの記録ならば、合計数字、目標達成期限、個々の商品についていくつ売り上げなければならないのかを。見込み客の名前をリストアップし、それぞれにどれだけの売上が見込めるかを書き出す。

こういう作業は、最初のうちはとても馬鹿げたことのように感じるかもしれない。しかし、あなた自身が明確かつ詳細に何をいつまでに欲しいのかを知らなければ、「本当に自分の欲しいもの」に気づくことができない。もし、それを決められないのなら、あなたはまだ本気でないということ。

とにかくできるだけ、具体的に描くことがポイント。
そして具体的であればあるほど、信じられないような結果が目の前に現れてくる。

ここでひとつ、気をつけてほしいことがある。
初めて何かを成し遂げたとき、あなたの前に思わぬ「敵」が現れる。この「敵」は、あなたの疑い深い心から生まれてくるもの。そして、次のような表現となって噴出する。

「こんなことがあり得るはずがない!これは単なる偶然に違いない。なんて珍しい偶然なんだ!」

もしそのような考えが頭に浮かんだら、すぐに意識的に切り替えて、自分の中の「無限の力」のお陰であると断言して、感謝の言葉を述べる。

そうすることで、あなたはより「無限の力」に確信を持つようになり、さらに多くのことを実現できるようになっていく。

そしてやがて、あなたが心から望めばいつでもそれを得ることができる、どんな時も実際に機能する法則があることを、自分自身で証明する日が訪れる。

誠実な感謝の言葉は、心から「ああ、ありがたい!」と思う気持ちがなかれば述べることはできない。また、あなたが満たされた状態でなければ、感謝の気持ちは湧きあがらない。だから、あなたの中の『偉大な親友』である無限の力を受け取り、感謝の気持ちを述べるときは、心の奥底から表現し、満面の笑みを浮かべながら言うべき。

この「力」の素晴らしさと、それが成し得ることは、人間が理解できる範囲をはるかに、超えている。そのくらいすごいものだ。

だから理解しようとしてはいけない。ただ、目の前に現実として成就した劇事を受け入れ、喜び、感謝しよう。そして、この「力」を心から信頼しよう。

【注意】
「幸福」な状態を手に入れることができる、ということは、同時に、あなたが望めば「不幸」な状態も手に入れることが可能だ、ということ。
つまりは他人の幸せを壊すこともできる。だから、あなたが望むものを何でも手に入れることができる、ということは、非常に注意してその力を使うことが必要なのだ。

あなたが欲しい物をリストアップするとき、手に入れたいものが、あなたや仲間、家族たちに、長い目で見て最善の結果をもたらすものであるかどうか、しっかり確認をすることだ。そしてその結果が、人類がまだ想像できない豊かな未来へと進むために、少しでも役に立つかどうか、考えてみよう。

この欲しい物を手に入れる「システム」は、あなたが想像するすべてのものに応用できる。しかし、応用範囲があまりにも広すぎるので、最初はお金とか、仕事における業績とか、商品など、身の回りにあるものをリストにあげることをお勧めする。

こういった物は、比較的実現することが簡単で、結果が出るのも早いからだ。自分の気になるクセを治すとか、他人の幸福を祈るとか、病気を癒すとか、そういうことは、目に見える形となって現れるのに時間がかかるので、最初はリストに挙げないほうがいい。

つまり、最初のうちは小さな目標をちょこちょこと達成していく。そこから少しずつハードルを上げ、より大きな目標をリストにあげるようにするのだ。

ただ、特に意識をしなくても、自分のレベルが上がるにつれ、やりがいのある、自分の身の丈に合った目標が自然とリストに追加されるようになってくるはず。その目標のうちいくつかは、自分のためだけでなく、誰か他の人の手助けにもなってくるだろう。

人を助けるのは素晴らしいことだ。しかも、見返りを求めずにそれをしているとき、自然に何かいいことが戻ってくるもの。なぜなら、それが自然の法則だからだ。

この話を拒否することも受け入れることもあなたの自由。

あなたは今の状態のままとどまる人生を選ぶこともできれば、欲しい物すべてを手に入れる人生を選ぶこともできるということ。

そう、選択肢はあなたの手の中にある。

あなたは「夢をかなえるシステム」を使って、自分の好きなものを好きなだけ手に入れてかまわない。

今すぐ、このシステムを試す。
今すぐ、欲しい物を紙に書き出す。

あなたの人生は、今日から変わり始める。
何千人もの人が実行して、何千もの人生をよりよりものにしていることが、このシステムが機能しているという何よりの証拠だ。





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