アンソニー・ロビンズの自分を磨くを読んでみた

著者:アンソニー・ロビンズ 訳解説:本田健
アンソニー・ロビンズさん
世界ナンバーワン・カリスマコーチとして活躍。個人の未開発のままになっている能力をいかに引き出し、情熱的に生きるか、その画期的な方法で著名。心理学、リーダーシップ、交渉術、組織改革の権威として、著作、講演等を通じ、世界100カ国以上の5000万を超える人々に多大な影響を与えているらしい。

本田/健
神戸生まれ。経営コンサンルティング会社など複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、今までに多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた。現在は「お金と幸せ」をテーマに、セミナーや講演会などを不定期に行なっているとのこと。

個人的によかったポイントをリマンドしておきます。

自分のアイデンティティを整理するツール
①「私はいったい何者なのか?」深呼吸して自分に問いかける。

②あなたの名前を人名辞典で調べるとしたら、どのような説明が出ている?

③あたなの本当の姿を示す身分証明書をつくってみよう。そこに何を書いて何を書かないか?

もし自分のアイデンティティが苦しみを生むものなら、それは自身が選んだものであり、一瞬で変えれると理解すること。

自分をつくり変える4つのステップ
①今すぐにアイデンティティに入れておきたい要素のリストをつくる
「こうなりたい」自分はどんなふうに呼吸し、歩き、話、どのように考え、感じ、想像するか?

②今すぐ、自分はどんな人物になりたいのかを、自分の意志で決める。
子供のようにワクワクした気持ちで、自分はどんな人物になってみたいのか、詳細に表現、描写すること。

③「自分は本当に新しいアイデンティティに沿った行き方をしている」と意識できるようなアクションプランを考える。

④周囲にいる人全員に、あなたの新しいアイデンティティを知らしめる。
▶一番知らしめるべきは自分自身。毎日新しいレッテルを自分に貼り続ければ、やがてそれは自分の中で定着する。


あなたの人生を変える7日間のタスク

1日目の目標:感情を安定させ、毎日、経験することを意図的・計画的に作り替える。
目標をクリアするための課題
①平均的な1週間に経験する感情をすべて書き出す。
②それらの感情の引き金となる出来事や状況を書き出す。
③「否定的な感情」に対する対抗策を考える。その経験を説明する言葉を変えるべきか。この精神状態についての信念を変えるべきか。自分に新たな質問をするべきか。
問題でなく常に解決策に意識を集中させる。古くて、窮屈な感情を、新しく、自信を与えてくれる感情に入れ替え、新しいパターンを定着させるために今日という日を利用する。

2日目の目標:望む体形+活力・精力を手にする
目標をクリアするための課題
⓪健康になると決意する
①有酸素運動を20分以上する
②エクササイズを自分のアイデンティティの一部にする
③一生続けるつもりでやらなければ効果を時間することはできない

3日目の目標:良好な人間関係の構築・恋人とのパートナーシップの質をため大切な人たちとの精神的絆を深める
目標をクリアするための課題
・大切な人たちと価値観やルールを共有する
人間関係は与える場だと理解する
・正直に、言いたいことは言い合う
・今日1日をより良いものにすると意識する
・パートナーのどういうところが好きか1日1回思い出す。

4日目の目標:豊かさを手にする
目標をクリアするための課題
・お金の問題を他人任せにしない
・他の人に価値を提供するために、まだ使ってない資源はないか
・自分の仕事の価値を10~15倍にするには、どうすればいいか考える
・何もない無の状態からも、何かを得ることができる
・多くの人の生活の質を確実に向上させる手段を見つけること
・今の環境で付加価値を生み出すには、どうすればいいか?
・支出を収入以下に収め、余った分は投資する

5日目の目標:自分にふさわしい「行動規範」を持つ
目標をクリアするための課題

・毎日「こんな自分でありたい」という状態のリストをつくる(7~10個が適当)
・リストができたら、各項目について、自分がその状態にあるか、確認できる方法を書いておく。それが自分のルールになる。
・少なくとも1日に1回「こんな自分でありたい」状態を心から経験するよう努力する。

6日目の目標:「時間をうまく使いこなす」
目標をクリアするための課題
・今日1日、時間間隔の焦点を意識的に移動させる。プレシャーを感じたら未来のことを考えて力をもらう。
・目標や目的について考え完全に一体化する。イメージを思い浮かべ、耳を澄まし、実際にその目標を達成した時の気持ちになってみる。
・今度はファーストキス、子供の誕生、友だちと過ごしたひとときなど、大切な思い出のまっただ中に自分を置く
・精神状態を一瞬で変えるために、こうした「焦点の移動」を活用できるよう十分練習する。
・todoリストをつくり、「緊急性」でなく「重要性」に応じて優先順位を決める「どうしてもやるべきこ大切なこと」だけに集中する。

7日目の目標:「よく休み、遊ぶ」
目標をクリアするためのタスク
・自発的に常識にとらわれず普段やらない、あなたを一番ドキドキさせることをやってみる
・楽しいプランを立てて、それに専念する。思いつきで何かをするのもいい。




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