桁外れの結果を出す人は、人が見てないことろで何をしているのかを読んでみた

みなさんこんにちは。今日も最高の1日ですね。
本書の著者は、鳩山玲人さん
1974年生まれ。(株)サンリオの常務取締役。青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、三菱商事に入社。エイベックスやローソンなどでメディア・コンテンツビジネスに従事。その後海外に渡り、2008年にハーバードビジネススクールでMBAを取得。同年、サンリオに入社し、10年に取締役事業戦略統括本部長に就任。現在、経営戦略統括本部長、海外統括事業本部長、全社統括・新体制準備室長を担当。サンフランシスコ在住なのだとか。

個人的によかったポイントをリマインドしておきます。

仕事でどんどん成果を上げていく人というのは、実は人から見えないところで、できないことをできるようにするために、あるいはここぞという場面で望ましい対応がとれるゆおにするために、徹底的な準備をしている。

結果を出す人、出せない人の差は「どれだけ準備をしたか」によって差がついている

仕事の全体像を見通し、指示された仕事が組織のなかでどんな意味を持っているか、上司が自分に期待していることは何かを的確につかむためには、自分が置かれている環境やとり組むべき仕事の全体像を理解しておく必要があります。そのために情報収集することは、よい仕事をするための準備として欠かせません。

どんな仕事にもいえることですが、自分自身が全体像をつかんでいない状態で、「現場のことはよくわからないから現場に任せる」「専門的なことは外部のプロに頼めばいい」という態度ではよい仕事はできないと思います。

つねに「自分が責任を負うのだ」という強いコミットメントを持って仕事に臨んでいれば、わからないことがあったときに勉強することは自然に習慣化するはず。

情報量でアドバンテージがあると様々な場面で差がつく

取引先などに行くとき、初めて訪問する会社ではあれば、行き前にできるだけ詳しく相手の会社のことを調べます。その会社のwebサイトや過去のニューすなどを見れば表面的な情報押さえられますし、財務データなど決算資料も3~4年分くらい目を通して、業績を確認することも欠かせません。

最高のパフォーマンスをするためには、できる限り事前に情報収集をやっておいたほうがいい。

自分の気持ちを安定させておくためにも、情報はたくさん持っていたほうがいい。

こうした情報収集を習慣化していると、情報がどんどん蓄積されていきます。1回ずつの機会で得られる情報はたいした量ではなくても、それを積み重ねていくと、情報収集をしない人と比べて、ビジネスをするうえでベースとなる知識に大きな差がついていくものです。

わからないことを放置していると、人間の行動が抑制さえるということにも留意すべき。
在籍している年数が長くなればなるほど、聞いたり調べたりしづらくなるので、ストレスなく仕事をするためには、社内ルールを最初に抑えてしまうのが有効です。

[プレゼンの準備]
・2週間くらい前から資料の準備をスタートし、直前まで改善を重ねるというステップを踏む。
・準備は早めにスタートし、何度も推敲して、最後の一語までベストを模索する。
・プレゼンでどんな言葉を使うか、どんなデータをどう見せるか、それに対して出そうな質問を考え、考えている自分の姿を想像していると、足りないモノや抜けていることに気づいたり、よりよいキーワードが浮かんできたりする。
・もう一つ大切なのは、とにかく手を動かし、紙や図やキーワードを書いてみること。
・紙とペンを使うことは、発想を柔軟にし、思考の軌跡を残し、考えが拡散するのを防ぐといった効果がある。
・「そもそも一番伝えたいメッセージは何なのか」を考えながら、白い紙に使えそうなフレーズや図を何度も書き出していく。
・発想を生み出すステップでは、パソコンではなく紙を使って手書きをしたほうが、柔軟にアイデアがでる。
・紙に書くのは、紙に「思考のサポート役」を担ってもらうため。
・アイデアをメモした紙はすべてとっておいて、時間をおいて見直したり、並べ方を変えてみたりします。

・日々の行動そのものがチャンスへの準備になる。
・「訓練と実践」の循環を日々きちんと回している人を、やるべき準備を怠って目の前の仕事を片づけることしか意識が向いていない人とでは、成長の速度がまったく異なります。
・本当に仕事力を高めたいなら、小さいことを毎日継続することです。
・本当にほしいものを手に入れるには、「当分は手に入りそうにない」と嘆くのではなく、「3か月後、1年後、3年後に手に入れるために、今日は何をすべきなのか」を考えて行動する必要がある。

[誰もやりたがらない仕事にこそ、大きなチャンスがあると見抜く]
・人がやりたがらない仕事こそ、ひそんでいるチャンスは大きく、成果を出しやすいと思っている。
・著者は常日頃から「この仕事を一生懸命続けていったら、その先には何があるだろう」「次はどんな仕事をやってみたいだろうか」と想像力を働かせ、目標を持ち、先回りしてそのための準備をするようにしている。
・失敗を恐れて何もしないことが、一番、自分を傷つける
・迷っているということは思考が止まってしまっているということですから、思考の助けになるツールを使って強引に考えを深めるべき
・会社に必要なことがあると気が付いたら、気づいた人がやればいい。

[毎年年末に自分の履歴書を書きなおす]
・毎年1年の仕事の実績を整理するとともに、自分の中で改善できたことは何か、新たに加えられたスキルセットは何かを振り返って、紙にまとめておく。
・履歴書は自分の歴史を表し、未来の自分にいかにつながっていくかを示す
・履歴書を書いたら、1年間に自分がどんなことをやってきたかを振り返りながら、「来年は何をやっていくか」「どんなスキルセットを身につけるか」を検討します。
・多くの「できない」「無理だ」という判断は、自分の定義の範囲で物事を考え、勝手に厳戒を決めてしまった結果であることが少なくありません。
・どんな仕事もないがしろにせず、会社全体を見通す視野を持ち、「この仕事の最終的な目的は何か」「その目的にために自分ができることは何か」と考える習慣をつける。
・どんな仕事でも「定性目標」と「定量目標」を設定する
・定性目標は「質」に関するもの
・「数値で目標を設定する」ということを特に強く意識したほうがいいということです。
・どんな仕事でも、どのような姿勢で取り組んでいるのかをよく見ているものなのです。
・仕事を与えられる立場にある人は、自分が何らかの機会をもらっているのだということをつねに意識すべき
・人の力を借りるべき場面と、自分でチャレンジすべき場面をとり違えないように注意する
・仕事では、指示されたことをそのままこなすのではなく、必ず「本来の目的」や「その目的を達成するために自分が何を期待されているか」まで掘り下げて考え、その期待を超える結果を出すつもりでとり組むことが大切。
・「相手の期待を超える」ことで、ときには物事を自分の流れに取り込んでいくこともできる。
・相手の期待を超えることは、ゲームの流れを自分のほうに引き寄せたり、相手のなかにある自分の印象を変えたりする効果もある。
・仕事はチームでやるものであることを忘れず、高い視点を持って「プロジェクトそのものの成功のために自分が何をやれるか」を考えて動くことが、結果を出すことにつながっていく。
・一度、自分が1週間の間にどんな人に会ったかをリストにしてみることをお勧めします。
・リーダーシップとは、「率先して取り組むという気持ちを持って自らが方向性を示し、それを最後までやり遂げること」







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