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ママゴト、アマチュア、フィールド横断(書きつけ)

ずかずかと他人のフィールドに入っていくことはよくないのかもしれない。
安易に形にしてしまうこと、それが一応できてしまうこと、本職とは別で、喫茶店をやってみる、イベントをしてみるとか。
横断的という言葉で、この見方を忘れている様子は非常に滑稽だろう。また、最初はみんなアマチュアだった、もそれはそうだろうが同じだろう。

客観的に意味づけるなら、アマチュアがプロを成り立たせている、という資金、構造的な事実であり、こういう社会文化に関心ある人の中ではよく言われていることだ。これに賛同する。

ただ、今回書きたいのは個人的、主観的なことである。
自分の場合、他人のフィールドに入って感じることは、自分の万能感よりむしろ、その道のプロへのリスペクトなのである。
居酒屋がいかに仕込みが大変か、喫茶店の資金繰がいかに無理ゲーであるか、小さなイベントでも運営者を動員・集客をし、運営協力者にも客にも満足してもらうことがいかに難しいか。
身近な営みにリスペクトを払うきっかけになることが非常に多い。人を馬鹿にすることが難しくなってくる。馬鹿だと思う自分の方が浅はかだと思うようになる。

分断、無理解が問題視されるなか、上記のようなプロへのリスペクトになるかは分からないが、ママゴトやアマチュア、フィールド横断を受け入れていくこと、期待することは、もっとポジティブに歓迎されてもいいのではないだろうか。

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