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お誘い~続

繋がったあとは早かった。

彼は私のお腹に配慮するように
優しくゆっくりイキ果てた。

あまりに早かったときは、
少しだけ出ました。
と、いいわけっぽく誤魔化す彼。
年上なのに可愛くて仕方ない。
そんないいわけもとても愛おしい。

いったあとも彼はいつも優しい。
横になり私を見つめ髪を撫でながら
優しくおしゃべりを続けてくれる。
抱きしめたり、
キスをしながらおしゃべりもする。
甘い甘い時間だ。

おしゃべりの内容はまた後日記すとして。

とりあえず今回、情事の直後は
下腹部痛のような胃痛のような痛みは
感じられなかった。

チョコレート嚢胞さん、
おとなしくしてくれてありがとう♡

さて、
今日は休日なのであまり長居はできない。
家族のもとへそそくさと帰らなければ
いけない。

帰り際に彼からのお土産をいただく。
お料理好きの彼が作ったおばんざいを
お裾分けしていただいて帰るのだ。

彼は、私が帰宅後に困らないようにと
おばんざいを準備してくれる。
そういう彼の優しさと繊細さが
たまらなく大好きだ。
彼の手料理も大好きだ。

そう言えば、この日のお昼ご飯も
彼の手作りをいただいた。
わざわざ家に取りに行き運んでくれたのだ。
彼の優しさがいっぱいつまった
とっても美味しいランチだった。

あぁ奥さんがすこぶる羨ましい。
どれだけ徳を積んだら彼みたいな人と
結婚できるんだ。本当に羨ましい。

私は現世で徳を積みに積み、
来世こそは彼と結ばれたい。

そして彼に浮気をさせないほどの
素敵な妻でい続ける自信だけはある。

おっと、こんなに欲まみれでは
徳は積めないか?!

仮に生まれ変わりが、
オオアリクイでも、サバでも、ウニでも、
はたまたフナムシ(ウミゴキ)でも、
彼と結ばれるのであれば喜んで受け入れる!
いや、ウミゴキはやっぱり嫌かな。

話は戻り、
帰宅後は彼のおばんざいのおかげで
すぐにお夕飯が揃う。
メインの下準備して出掛けてきた私は、
彼のおばんざいにサラダとお吸い物を
揃えたらお夕飯の完成だ!
ありがとう。彼。

家路に着く電車の中で私は
オンナノコモードから
お母さんモードに切り替える。

まぁしかし、
家に帰り、お母さんをしながらも
彼のことを自然と思い出してしまうので、
完全にお母さんモードだけにはなれて
いないのかもしれない。

それは、私の心に彼が住み着いているから。

それが時に苦しいこともあるが、
彼を想い日々の生活を頑張れたり、
心が温かくなる。
だから自分の中では不誠実なこととは
全く思えない。
全くもって自分勝手だが。

彼のことを純粋に好きになっているのだ。
これも正当化しているだけか?

帰りの電車の中で、モード切り替えの途中
また痛みが走る。
イテテテテ
アイタタタ

下腹部とも胃ともとれる場所。

帰宅後も痛みに苦しむ。

彼のおかげでお夕飯は難なく準備ができた。
が、あまりの痛さに横になる。
しばらく休まないと動けそうにない。

あぁ、これは本格的にチョコレートさんを
どーにかこーにかしないといけない日が
近づいているのかもしれない。。。

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