見出し画像

強打が売り物の大型内野手 守備も磨き 今秋のドラフトに臨む

VOL4  内野手 米倉大介(よねくら・だいすけ) 背番号3・新入団

PROFILE
2002/1/31 22歳 184㎝/84㎏ 右投/右打 福岡県出身 福岡工大城東高~日本経済大~嘉麻市バーニングヒーローズ

大型内野手だ。選手資料によると身長184㎝で体重84㎏。しかし、実際はもっと大きく感じられる。本人曰く「身長は大学1年の時に測ったもので、今はそれよりも数センチ伸びているかも」と笑う。この恵まれた体躯が大きな武器なのは言うまでもない。

福岡市出身。幼稚園の頃からバットを握り、中学の軟式野球を経て高校から硬式野球を始めた。以来内野を守り、高校まではファースト、日本経済大ではサードについた。しかし大学の野球部には2年間籍を置いた後退部し、社会人クラブの嘉麻市バーニングヒーローズに入団した。同クラブはタレントでもある井手らっきょさんが総監督を務めるクラブチームだ。彼は「大学では1年秋からベンチに入っていましたが、レギュラーになれるかどうかの状態ではなく、クラブチームで試合に出て経験を数多く積みたかったんです」と振り返る。そこにはNPBを目指すという意欲の高まりがあった。そして、その向上心が益々強くなり、「クラブチームよりもレベルが高い独立リーグでもっと揉まれたい」とパイレーツに入団。「小さい頃からの夢だった」というNPB入りを新天地で掴もうとしている。

スイングスピードはチームトップクラス

1つ1つ丹念にストレッチする米倉選手

プレーヤーとしてのセールスポイントを尋ねると即座にバッティングと答える。高校、大学時代は決して華々しい成績を残していないが、クラブチームでは中軸を打って2年連続打率3割以上と覚醒。いうまでもなくこの体躯、長いリーチを生かしたパンチ力が武器で、「クラブチームでの戦いでバッティングの手応えは大分掴めました」とにっこり。その強みを裏付けるように、パイレーツ入団後の練習時に測定されたバットスイングのスピードは121.7㌔で、当日測定に参加した大半の選手の中ではトップだった。公式戦突入前に早くも強打者の一端を示していて、今季打率3割、ホームラン10本をノルマに近い目標に据える。

サードやショートにも意欲

守備で今はファーストに入っている。内野の連携1つとってもクラブチーム時代とは送球スピードが違うだけに練習で時折ミスも生まれ、周りから叱責が飛ぶことがあるが、「もういっちょう」と大声で撥ね返す。その姿は日一日と逞しくなっており、「この新しい環境の中で首脳陣の戦い方、サインプレーを含めた細かな連携、野球そのものへの対応など、まだまだやることが沢山あります。それら1つ1つにしっかり取り組んでいきたい」と口を真一文字。野球を見据える目がより高く、より深くなっている証左だろう。
クラブチーム時代に肩を故障した。決して深刻なものではないが、まだ100%の状態でないのも事実。「肩は問題ありません。大分気にならなくなっており、今はスローイングに力を入れています」と米倉選手。内野手としてドラフト指名の可能性を高めるためにも「今後はファーストだけでなくサードやショートも鍛え直したい」と、気持ちを高揚させながら今秋のドラフトを睨んでいる。

ひと口メモ
趣味:ユーチューブ・音楽
血液型:O型
愛称:「よね」
好きなタレント:特になし
好きな食べ物:甘いもの(特にカスタードクリーム入り)
苦手な食べ物:カリフラワー

#PR #星企画 #愛媛マンダリンパイレーツ #四国アイランドリーグplus
#野球 #独立リーグ

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!