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生活保護受給者が増えたら一番変わりそうなこと

訪問ありがとうございます。マリナです。

私は現在、生活保護を受けています。生活保護はメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。


まぁ、これは個人差もありますよね。


私が1番デメリットだなと感じるのは、「住宅問題」だなと肌で実感します。ですが、それもやがては解消されるんじゃないでしょうか。

今回は「生活保護受給者が増えれば一番変わりそうなことは『住宅問題』ではないか」について書いていきます。

※あくまで私の推測にすぎません。


生活保護受給者は条件に縛られた所で暮らしている


生活保護受給者が住むのは「どちらかというと格安アパート」です。これは「働いている・働いていない」関係なくです。あっ、働いていても生活保護を受けていたりするんですよ。

人によってはお金を持っていても「格安でいい」と思えることでしょう。もちろん、ある程度は家賃がかかる所のほうが安全です。


しかし、生活保護受給者と非生活保護受給者では唯一違う面があります。それはただ格安アパートだけを選択すればいいわけではないということですね。


一軒家で、もうローンを払い済みの人はわかりません。しかし、これから生活保護で住居を探す人は苦労するでしょう。


最初にあげた「家賃が安いこと」ですが、これはそこまでデメリットではない気がします。しかし生活保護というレッテルを貼られている以上、かなり住める所は限られてしまいます。

実際、私はアパートを不動産屋さんと一緒に探す前に、自分で「生活保護の住宅扶助」に収めることのできるアパートを調べました。すると、結構な数を見つけることができたのです。

しかし、いざ不動産屋さんに相談すると、わずかな物件しか案内されませんでした。働いている人も、学生も、もしかしたら最初に紹介される物件の数は数件程度かもしれません。


しかし、明らかに「このくらいしかないんだよね」という感じでした。


おそらく、アパート・マンションを貸す側も「生活保護受給者に貸す」となると、なんとなく躊躇ちゅうちょしてしまうのでしょう。

非生活保護受給者なら「とりあえず数件見てみましたが、やはり変更します」ということが簡単にできます。しかし、生活保護の人はそんなに簡単には行きません。


もしも「住みかの選択肢」があるのならば、不動産屋さんもどんどん紹介するはずです。住みかの選択肢を上げるためには生活保護を抜けるしかないのですね。

ですが、やがてそういう「住居問題」も無くなるのかなと私は考えているのです。


生活保護受給者が増えているということはそれなりに住む場所も必要だ


下の記事にもあるとおり、生活保護受給者は増えています。


この記事によりますと申請した人全員が、生活保護を開始したわけではありません。しかし、全体を通して、生活保護受給者が増えていることがわかるでしょう。


ただ、ここで問題が1つ挙げられます。それが「住居問題」ですね。

いままで「指定された範囲内の家賃 + 生活保護受給者を受け入れてくれる」そういうような場所でしか、生活保護受給者は住むことができませんでした。

しかし、生活保護受給者が増えるにつれて「提供しなければならない住みか」も増やさなければなりません。それか「住宅補助をレベル別に上げる」ことになるかもしれません。


となると、今までの条件で「物件を探してください」ということはできなくなると思います。


「レベル別」というのは

  • 働いていないし健康面で問題ないので、今までの住宅補助でOK

  • 働いている人には、もう少し選択できる物件を増やすべきだ

  • 働いている・働いていない関係なく、うつ病などの精神疾患を持っている人にも、もう少し選択できる物件を増やすべきだ


ということですね。


といいますか、一番下に関しては「住みかが良い悪い」で、かなり精神に影響を受ける人も多いと思います。

限られた選択肢の中でしか住めず、それがその人にとって「精神的に苦痛な所」だったら、余計に具合が悪くなってしまうことでしょう。そして、最悪の場合「働けなくなる」ということに。

もしも本当に「自立を促す」のならば、精神疾患を持っている人のためにも「毎日暮らす住みか」に気を配らなくてはいけないと考えます。働いて、生活保護を抜けるのは、なんだかんだで重要ですからね。


もちろん、非生活保護受給者で精神疾患を持っている場合でも「毎日暮らす住みか」のことは、きちんと考えなくてはならないでしょう。


しかし、このような「レベル別」に考えなくても、生活保護受給者が増えることによって「今までの条件で物件を探させること」が難しくなっていくと思います。

一部の人は「かなり音に敏感な体質(ミソフォニア)」を持っていたりもしますね。本人が気づいてる・気づいていないで大分違うと思いますが。このような人が「住みかを探す」となると、とても苦労することでしょう。

そうなると、どうしても「住宅扶助のレベル」を上げざるを得なくなるんじゃないでしょうか。


まとめ


今回は「生活保護受給者が増えれば一番変わりそうなことは『住宅問題』ではないか」について書きました。もちろん、生活保護受給者すべてが不満を持っているわけではありません。

ですが「どんな人にも安心して暮らせるように」ということを実現するために、もしかしたら「生活保護受給者の住みか」も改善されるんじゃないでしょうか。

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