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NZおうち事情(水道代が無料…!?)

New ZealandのQueenstownに引っ越して1週間ちょっと経ったよ〜

(上の写真はリビングからの眺め。いまこうしてLaptopに向かっている間に見えている景色だよ)

いまのお家はというと、以前に彼がハウスシェアしてた一軒家にふたりで住んでるの。

もう少しで、新築アパートに引っ越すんだけどね。

NZのおうち事情は日本とは違って、色々と興味深い〜(スペインとも違うんだなあ〜)



家賃は1週間ごと!

私たちが住んでいるところが特別というわけではなく、

不動産のウェブサイトを見ていても、家賃は/週のお値段が記載されているから、これがどうやらスタンダード。

あ、ちなみに、正社員の彼のお給料は週払いなの!

日本だと月給制が一般的だから、週払いは新鮮だねえ。

毎週水曜日には「It's pay day today! 給料日だ!」と喜んでいるので、給料日の喜びを月1じゃなくて、月4の頻度で味わえるのは、ちょっといいよね(笑)

おうちを退去する場合は、3 weeks notice/ 3週間前に不動産管理会社(大家さん)に連絡をすることになっているよ〜


つづいて、

お湯を沸かすのは、ガスではなく電気!

これは、ヨーロッパとかでもあるあるだね〜

おうちに大きなウォータータンク?みたいなのがあって、そこでお湯を沸かしているらしい。

お風呂のお湯はそのタンクから供給されるんだけど、

ウォータータンクのお湯を使い切ってしまうと、しばらくお湯が出ないのです。

ガスと違って、電気でお湯を沸かすのは時間かかるからねえ〜

だから、シャワーをゆっくり浴びすぎると、他の人がシャワーを浴びるときにお湯が足りないという事態になることも…(よくある)

(スペインでホームステイしているときに、これをやらかしてしまって

ホストママに注意された苦い思い出が〜〜

そのあとにアパート選びした際には、ガスでお湯を沸かす物件を探したものです)


で、ここからが最近学んだことなんだけど、

彼がシャワーを浴びているときに、トイレに行って、いつも通り流したのです。

そしたら彼がお風呂場から「トイレ流さないでーーー」って叫んできて。

水圧が下がっちゃうのが嫌だったのかな〜って思っていたんだけど

後から説明を聞くと、トイレを流すと、シャワーのお湯があっっつくなるらしい。

へ??

トイレを流すときに常温のお水が使われるから、

そっちに冷たい水が持っていかれてしまって、

結果シャワーのお湯の温度調整が機能しなくなって、あっついお湯が出てしまうそうな。

なるほどね。

そりゃあ、あっついお湯がいきなり出てきたらびっくりして叫ぶわ。


ちなみに、別の日に、彼がシャワーを浴びている間にキッチンの片付けをしていたら(お湯を使って、フライパンとか洗ってた)

シャワーから「洗い物しないでーー」と、また叫び声が。

何かと思ったら、私がキッチンでお湯を使うことによって

今度はシャワーへのお湯の供給が滞ってしまうそうな…(笑)

理解したよ、私がお湯を出している間は、彼は水シャワーなのね(笑)

なんて、マルチタスクができない設計なのでしょう!!


ガスでお湯を沸かすことの利点をものすごく理解した。

ちなみに、ウォータータンクには(ほぼ)常にあっついお湯がスタンバイされていることになるので、それを保温するのにも電気代がかかるのね。

ガスだと必要な分のお湯だけを瞬時に沸かすことができるから、保温するエネルギーがかからないので、それも長期的な利点だね。


つづいて、

Power Hour!

NZにはPower Hourなるものがあるのです。

なんだと思う〜?

これはね、電気代が無料になる魔法の1時間のこと。

ピーク時間(7AM-9AM, 5PM-9PM)以外で任意で1時間を選択すると

その間に使った電気代が一切無料になるという制度!

なんと!! 

(わたしにとって)めちゃくちゃ新鮮な制度!!


彼の家の場合は、9PM-10PMをPower hourに設定しているから

この間に、食洗機や、洗濯機を回したり、お部屋のヒーター・エアコン類などをスイッチオンするよ。

Power Hourにシャワーを浴びるのも、効果的な節約になるそう。

アプリで電気使用量をチェックできて、

Power Hour間の電気使用量が1日分の電気使用量のどの程度を占めるのかを見ることもできるの◎



一番の衝撃は、これかなあ〜

水道代が一切かからない・・・!!

ということ。


ある日、ふたりで洗面所で歯磨きをしているときに

彼が水を出しっぱなしにしてたから、わたしが途中で水を止めたのよ。

そしたら彼が不思議そうに「なんで止めるの?」って。

なんで、って、使ってないんだからもったいないでしょ〜って答えたら

「だって水道タダだよ?」って。

わたし「え?」

彼「湖すぐそこにあるし」 (※歩いて5分で湖の立地に住んでいる)

わたし「え?水道代かからないの?水道代、存在しないの?」

彼「うん」


ひーーーー

これはびっくりしたなあ。

百歩譲って、水源がすぐそこにあるから水道代は無料だとしても

下水処理代とかかからないのかと聞いたら、

家を【所有】している人は、下水処理代を払うけど

家を【借りている】人は払う必要がないのだと。


ほえええ、なるほどね。

なかなかいい仕組みだと感心した。(一般庶民の視点から)

家を買えるほど経済的に余裕のある人に負担してもらって

その他の人からは徴収しないという。



住んでみて学ぶこといっぱいあるね〜

これからもアップデートしていきます◎


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