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サウジアラビア に行ってきました①

少し前のお話なのですが、2023年の春休みにご縁ありサウジアラビア に行ってきました。

その後、教室の運営に忙殺され気づけば夏休み。完全に記憶から忘却してしまう前に少し書き残してみたいと思います。

サウジアラビア って普通に日本で生活していると、全然接点のない国だと思うのですが、女性がアバヤという全身真っ黒のドレスを着て髪の毛まで隠しているイスラム文化のお国です。

イスラム教の聖地メッカがある大変信仰心の深い風土のサウジアラビア 。

コロナ渦後の久々の海外渡航。
言わずもがな、中東は世界有数の豊かな石油国。ドバイ→サウジアラビアと渡航して、最先端のITシステムと顔認証で空港の入国審査が行われていきました。

ドバイについて、ロレックスの時計が空港のあちこちに設置されているのを横目にいよいよサウジアラビア のダンマン行きの飛行機に乗り込みます。

サウジアラビア 行きの飛行機は家族連れで数名の女性を見かけましたが、もちろん1人で旅行している女性は私だけで、とても目立つので端の方でポツンと飛行機の出発を待ちました。サウジアラビア で現地の女性が1人で旅行できるようになったのは最近のことなんだそうです。

あまり知られていませんが、ダンマンには2022年、石油の高騰で世界一の利益を叩き出した世界最大の石油会社、サウジアラムコの本拠地があります。

サウジアラビア も観光ビザも解禁になったのは2019年で、その時はコロナもあったので、実際に渡航できた人は少ないでしょうし。本当に観光ビザ取れるのかな?取れなかったらドバイまででいいや、行けるところまで行こうというアバウトな感じでした。

今回は、お知り合いが現地にいたため、プライベートの交通手段は心配しなくて良かったのですが、サウジアラビア では一度もタクシーもバスも乗っていないです。(一応あるっぽかったですが。。)

バスも私が滞在した、都市ダンマンでは、運行が始まったのがつい最近で、現地の日本人の方は様子見している段階でした。

私がいく時はラマダンという断食(しかも昼の間は水も駄目)の期間で昼間はお店がどこも空いていませんし、現地の人は1日に何回か、お祈りの時間に捧げます。

夏になると暑すぎてどこにもいけないらしいので、外を出歩くにはラマダンの時期は一番良い季節だそうです。外国人は特にラマダンに参加する必要ありませんが、人前での飲食は慎むように言われました。

サウジアラビア について、初日の朝4時に、朝のお祈りの放送で目覚め、以後毎日この放送で起きていました。ラマダンでお昼はお店が空いていないのですが、18時過ぎから現地の人も食事が取れるので、博物館が夜21時オープン夜1時まで営業とか変な時間帯になっていて生活リズムを作るのが難しかったです。

そんな聖的な場所で、さらに隣国のバーレーンでは、エデンの園が昔あったという場所にも行くことができて、歴史と宗教の交わりのようなものを肌で感じることが出来て、その後、自分も不思議な感覚を持つようになりました。

写真は世界遺産の世界最大のオアシス地帯であるアハサーで。サウジアラビア 最古の王立学校も途中で白い服を着た子供たちを見かけましたが、サウジアラビア で現地の子供を見たのはそこだけです。

世界最大のアハサーオアシス地帯


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