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50代世帯主サラリーウーマンの家計管理

こんにちは。久々の投稿になります。

最近こんな記事を読んで考えました。

ちょっと極端すぎるし、同意できない部分も多いのですが、「妻が財布を握る」っていう部分は「日本においてはあたりまえで普通」な感覚じゃないかなと思います。

たとえばママ友との会話で、「ボーナス入ったから夫の小遣いちょっと上乗せして渡したんだ」というセリフに、「やさしいねー」という反応はあっても、「なんで夫さんのボーナスなのに、自由に使えないの?」っていう反応は皆無です。

給与振り込みの銀行口座のクレジットカードごと妻にあずける夫

私の実家もそのあたりまえでした。すごいですよね。夫の給与が丸裸です。(ただし、父は株の運用が趣味で、資産運用は父がやっており母はノータッチでしたね)

世帯主サラリーウーマンの立場から、サラリーマンの夫さんすごいです。さらに、そこから「小遣い制」で妻からお小遣いをもらっている夫さん、神、尊敬。さらにらさに、「家計管理は妻に任せた」と一任するなんて、妻に全信頼を預けているのか、責任放棄しているのか謎ですけれど、これほんと他国からしたら ホワイ?ジャパニーズピーポー! もんの慣習だと常に思っていました。

妻にお弁当を毎日作ってもらって小遣い3万なら、まあ良しとしましょう。がしかし、ランチの外食込みで3万円だったとしたら(汗 上の記事に言う通り、奴隷のような気持ちになってもおかしくない。私だったら、自分が苦労してストレス溜めて仕事してもらった給料を全額夫が把握して、そこから「はい、小遣い♪」と3万もらうなんて絶対ありえないです。

我が家のやり方: 収入にはお互い干渉しない

実はここは、夫の希望が通って私が折れた部分です。毎月の収入じゃなくても、年単位でいいから世帯の収入は把握したかったのですが、夫がかたくなに拒否。

結婚当初はサラリーマンで、その後契約社員を経て個人事業主となった夫ですが、貯金額も、毎月の収入も知りません。結婚した時にほとんど貯金がなかった事は覚えてます。先日それの話題が出たときに

「結婚が決まってから1年必死に貯金したから100万くらいは貯めた!」と申しておりましたが、えーあなた結婚した時31歳でしたよね。結婚が決まるまでなしだったんかいっっって突っ込みましたよ

我が家のやり方:家計管理は共有通帳に定額入金でまわす

銀行によって、1つの通帳にクレジットカード2枚発行できるサービスがあるのですが、それを使って最初から毎月の収入からそれぞれ定額を共有通帳に入金し、家賃・光熱費・通信費・食費など生活費に関するものはそこから引き落としたり、引き出したりしてます。

管理は、その口座の残高を見るだけ。

結婚当初は2人入金額は5:5の同額だったのですが、夫が兼業主婦になってから、こんな騒動もあったので、長い間3:7くらいで落ち着いてました。

子ども関連で最もお金がかかる時期は、共有口座の残高が足りなくなる危機がしばしば訪れ、そんな時は断腸の思いで私の口座から足してました。そして、たまに夫に爆発してましたね。

今ではいろいろありまして、同額に戻っています。

このシステムは、夫婦に限らず、ルームシェアや友達の旅行でも大変便利ですよ。毎度毎度細かく「あなたは○○円、私は○○円ね」と確認せずにさくっと共有財布から出して、最後は財布に残った金額を二等分(もし3人でシェアするなら三等分)して返せば良いのです。

しかし結論:家計管理に「正解」などない

我が家の管理方法を述べましたが、結局は人それぞれなので正解はないと思います。しっかり管理したい人もいるだろうし、苦手だから相手を信頼して任せたい人もいる。もし手元にあったら使ってしまう人がたまたま二人一緒になって、「共有財布」形式にしたら、お互い貯金が全然出来ないリスクがあります。

だから、給与口座の通帳とクレジットカードを全部妻にあずけて小遣い制も、「お気楽でいい♪」と思う夫ならよいと思うのですが、それが日本の家庭のデフォルトではないはずです。

過去に社員の福利厚生の事務をしていた時に、妻に給与口座を握られている男性社員の涙ぐましいへそくり捻出方法を沢山聞かされてきました。今はもう「だれの金で家族を食わしてやってると思ってるんだ!」なんて事言っちゃいけないし、それを言ったら終わりです。

それでも、それを言いたくなる気持ちがすごーくわかるからこそ、企業で働く夫さんをリスペクトできる、世帯主サラリーウーマンでした。

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