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【CL愛知エクストラ2024】メタモンLOビート【※購読非推奨】

大会で必ず事故る呪いがかかっているのでアセロラスリーブ封印します、どうもまっぷるです。エクストラ勢にとって年1回の最大のお祭りであるCL愛知エクストラに参加してきました。
エクストラの現環境は、カードプールが制限もなく広がり続けていることでデッキタイプがあまりにも多く、ルギアやレジドラゴを筆頭にどのデッキも無視できないほど強力です。そのため、どんなデッキを作成しても、必ず無理対面が存在します。今回の大会では、環境読みとそれに適したデッキは当然として、マッチング運も非常に大きく左右したのではないでしょうか。

1.デッキ概要とCL愛知の結果

さて、このような群雄割拠の環境で私が選択したデッキは、またも懲りずにオリジナルデッキになりました。間違いなく私と同じデッキタイプを使っている方はいないでしょう。使って楽しい、使って強い、初見殺し性能もあって安定性も高くストレスフリーなデッキです。気になるそのデッキですが、デッキ名は…

ヤサイマシマシカラメマシアブラマシニンニクマシ的な

と、よくわからない感じになりました。自分でもデッキに要素マシマシ過ぎて分類として何が適切かわかりません。どなたか適切なお名前を付けてあげてください。(とりあえず、一旦メタモンLOビートにしておきます。)

デッキの名前がぐちゃぐちゃになるほど、本デッキでは様々なプランが盛り込まれていることが特徴です。メインの勝ち筋としては相手の山札を0にするLOプラン、そして同程度にメインにできるサイド6枚取得プランがあります。つまり、相手の山札やリソースを削りながら殴り倒すことも同時にしていくという今までになかったハイブリッドなデッキになっています。
対面無理なデッキがないわけでは当然ありませんが、他のデッキに比べて非常に対応範囲を広くすることができました。デッキとしては、実は約1年半前から作成し、実際にエクストラバトルで愛用していたりもしました。(ビーチレジロックと言っていますが、採用されているだけでデッキタイプとしてのビーチレジロックではないです。)

しかし、昨年のCL愛知エクストラ2023では納得のいく完成度に至らず、持ち込むことができませんでした。今回持ち込むことができたのは、昨年よりも環境的に立ち位置が良くなり、この1年で収録された新カードにより強化され、納得のいく完成度にまで高められたからです。
昨年に比べて完成度を高められたということですが、それはマッチングするであろう環境デッキの全てに解答を持てるかどうかを基準にしています。メタモンLOビートにも完全に切っているデッキはありますが、数も少なくマッチングすることはないと考えて切りました。では、具体的にどの程度の立ち位置として評価しているかですが、

この記事で紹介されているデッキ+αを元に簡単にまとめます。

☆(順当に勝てる)
アマージョ、ヒスイゾロアーク、ロトムアゴアクジ、サーナイト、ミライドン、超ルギア、アルセゲンミミラフレシア、フリーザーレジロック

◎(基本的に有利)
レジドラゴ、ダイスミュウ、雪道ミュウ、裏工作リザ、ターボダーク、虹ルギア、虹ドラゴンルギア、ちらほる、ミミコン、クレナンス

◯(やや有利)
ミュウダスト、カビゴンstall

△(勝ち筋はあるが五分前後)
Ωエヴォコン、黒馬

✕(マッチング=死)
エレキレイン、テツノイバラcontrol、スカイパルキア、アオセグ、ウーハーmill

✕のデッキは数が非常に少なく、△は勝ち筋を用意しつつこちらも数は少ないと予想しました。結果として、環境分布予想は概ね間違っていなかったかなとは思います。(優勝・準優勝は✕と△でしたが…)

以上、デッキとしては自信のある完成度に仕上げ、環境的な立ち位置も悪くなく、何より使っていて楽しいデッキなのですが、CL愛知の結果は

1戦目 vs裏工作リザ 後攻✕
後1ロケット団の工作以外にサポートを使えず、ポケモンをただ出しては倒されの繰り返しで、ほぼドローゴーで負け。
初手のロケット団の工作で勝敗に直結するカードをトラッシュできたため、展開札さえ引けていれば勝てるはずの対戦だった。

2戦目 vsカビゴンstall 後攻✕
対戦準備でお互いにマリガンが発生し、お互いにLOデッキと察して楽しい雰囲気に。対LOには必勝ルートを用意してきたので、遂行できれば勝てるはずだが、その必要パーツがサイド落ちしていた。必要札が複数枚ある時点でサイド落ちだけで負けは構築の欠陥と言わざるを得ないが、本デッキは当然サイド落ちケアもしている。しかし、そのシャクヤも同時にサイド落ちは聞いてない。サイドが取れるLOの強みを活かし、サイドを取って何とか必要札を回収できたが、それまでのリソース消費が激しく、詰まされて負け。対戦としては楽しかったが、サイド落ちが敗因はゴミ。

3戦目 vs虹ドラゴン研究所アーケオス 後攻✕
先1テツノイバラexスタートでcontrol系かと思ったが、スピード雷エネルギー手貼りからポケモン研究所でアーケンが出てきたので、ルギア亜種と判断。こちら立ち上がりが悪く、手札も厳しい状態でやや遅れた分サイドが進み展開。テツノイバラexに虹系エネルギーも付いたので、テツノカイナexやアメイジング系が入ってそうかなと考えていたが、ネストボールから突然アーゴヨン&アクジキングGXが出て、ここまで見えてなかったダブルドラゴンエネルギーが付き、追加の〈カオスオーダーGX〉を撃たれたことで、元々遅れたせいでサイドが余計に進んでいたこともあり、サイドプラン崩壊。残り1枚になったが、相手にはベンチ狙撃のガブリアスVがいたため、エネルギーを何とかするか少なくとも単騎にしないと負け。エネルギーは何とかできなかったので、単騎にして凌ぐしかないが、序盤の手札が悪かったときにボタンをトラッシュしてしまったため、そのターンに即回収ができず負け確。
見えていたスピード雷エネルギーと虹系エネルギーから、テツノイバラexやテツノカイナexを中心とする雷+アメイジング系に思考が寄ってしまい、ドラゴンが入っている可能性を考慮せず、安易にボタンを切ってしまったのが致命的なプレミであり、敗因。実はボタンを切らなかったらそれだけで勝てた対戦だった。

というように、0-3ドロップとなりました。3戦目は私が悪いと納得していますが、1戦目と2戦目は年に1回出られるかどうかもわからないエクストラの祭典でその仕打ちはないだろうと、今でもやりきれない気持ちです。本デッキの定石のムーブがほとんどできておらず、メタモンLOビートに0-3ドロップクソザコナメクジデッキの汚名を着せてしまったことが本当に悔やまれます。もう一度同じ環境でCLに出られるとしたら、同じ60枚を持っていくことに迷いはありません。自信だけは(今も)あります。


ここからは主に備忘録として残しておくことを前提に執筆していきます。他人に見せることが目的ではないので、有料にさせていただきます(見たい人は見て大丈夫です)。ただし、0-3ドロップクソザコナメクジの構築にしては高額に設定しています。誰かに見せるのではなく、あくまで備忘録を残すことが目的であるというのも理由ですが、大きな理由としては、このデッキを組める人は金銭的余裕がある人だけであり、その方にとっては高額でもないかなと判断したからです。高過ぎるわボケ!と少しでも思った方は買わない方が良いです。決してオススメできません。したがって、
トロピカルビーチ等の高額カードを所持できるほど金銭的余裕がある方
・お金持ちではないがご飯を一食我慢して浮いたお金をドブに捨てられる方
・まっぷるさんのコアなファンの方
・とても物好きな方
0-3ドロップの弱い構築であっても気になる方
に該当する方だけ購読いただければ幸いです。結果は出せませんでしたが、対戦相手には「良いデッキですね」と毎回褒められたのが嬉しかったです。もし、記事を購読して使ってみたい人がいたら、記事のサムネにも写っている通り、トロピカルビーチや火消し姿のピカチュウ、Ωバリアレジロックは必須で代用・妥協カードも存在しないので、ご注意ください。最後に、デッキのアピールポイントだけ載せておきます。

・デッキの回し方はシンプルで簡単
・グッズロックに弱くない
・特性ロックの影響が比較的小さい
・安定性が高い
・完全に切っているデッキが少ない
・使っていてとても楽しい

来年また頑張ります。応援してくださった方々、ありがとうございました。

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