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ほめそびれ

久しぶりの友達と会えました。普段の生活は職業も家族構成もみんなバラバラ。話の引き出しが多いメンバーで、話し始めると話の展開はまるでクラッカーを鳴らしたよう。色とりどりに話題がはじけ飛びます。はじけ飛んだかと思ったら、話題同士が意外につながったり、急に真面目モードに着地してみたり。
そんなふうなので、とにかく時間が過ぎるのはあっという間。
あとで話そうと思っていた内容が、時間に入り切らず次回に持ち越しorお蔵入りとなることも。

時間からはみ出した話題の中で、次の日にもふと、どうしようかな、と考えてしまうのは「それいいね~」と思っていた友達の褒めポイントのこと。
友達のメガネ。髪型。ネイル。スマホケース…「それいいね~!かわいいね!」と思いながら話していたのに、伝えるタイミングを逃したままバイバイしてしまったとき。
あめ玉を口の中でころがすように、「伝えたかったなぁ~、今からでも伝えようかなぁ、わざわざ連絡するのはやりすぎかなぁ…」と考えてしまいます。

「楽しかったね。」「お邪魔しました。」「また会おうね。」のくだりは昨日のLINEのやり取りで完結している状態。
機を逃してしまったと思ったほうがいいのか。
ほめそびれた言葉を届けたら、ちょっとはうれしくなってくれるとしたら。やっぱり伝えたいような。
謎のモジモジ。

何気なくSNSを覗いてみたら、友達が昨日の写真を投稿してくれてるー!
みんなまだ、昨日は楽しかったなってほこほこしてくれてるのかな。そうだったらいいな。
やっぱり「かわいかったよ。」って連絡してみようっと。

小さなことを小さく迷って、小さなことに勇気をもらって暮らしている今日です。


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