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Mapbox導入事例まとめ

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Mapboxの導入事例を紹介した記事をまとめたマガジンです。
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#デザイン

マッピング技術で小売業のダークストアの理想的なロケーションを見つける

ダークストアを完璧な立地に設置するのは、小売業者が成功する方法の1つです。この記事では、理想的なダークストアを見つけるためのヒントをご紹介します。 世界的なロックダウンの後、トップに立った小売企業は、市場計画がオフラインからオンライン注文へと変わる(時には再び戻る)ことへの柔軟性がありました。このような変化に柔軟に対応することは、顧客のニーズを迅速かつ正確に満たすために不可欠な要素です。では、どうすれば売上を最大化し、顧客エンゲージメントを高めることができるのでしょうか。そ

Optym:リアルタイムの車両管理で配送の最適化|Built with Mapbox

米国のトラックドライバーの年間走行距離は1,400億マイルを超えます。週に数千件の配送を行う場合、1日に1件配送できなくても大したことはないと思われるかもしれませんが、それは何十万円もの収入減につながります。 配送システムにとって効率は重要であり、だからこそOptymは小口トラック配送(LTL)ソリューションRouteMAXにMapboxを活用し、1日あたり 40,000件以上の配送を最適化できるようにしました。 Optymの最適化エンジンは、ドライバーのサービス時間要件、

レシートに映えるSquareのマップ表示|Built with Mapbox

Squareは、企業の商取引の支援を行っています。Squareの提供するサービスの1つに、ビジネスの場所に関するシンプルなマップを掲載したレシートがあります。レシートは後回しにされがちですが、ブランドを表現する重要な要素にもなります。 Squareは新しいスタイルでレシート地図を更新しました。Mapbox StudioとスタティックイメージAPI を活用し、ローカルビジネスを目立たせ、ストリートラベルをより明確にし、グローバルビジネス向けに翻訳を追加したカスタムスタイルを構

電気自動車向けのナビゲーションがプライベートプレビューにて利用可能。充電ステーションを含む最適なルート提案で走行距離の不安を解消|Mapbox EV Routing(Public Preview)

直感的なEVトリッププランニング、レンジアシュアランス、バッテリーアラートなど Mapbox ディレクションAPIがプライベートプレビューで「Electric Vehicle Routing」をサポートしています。これにより、アプリ開発者はEV(電気自動車)における高性能なナビゲーションアプリを作成することが可能になりました。Mapbox EV Routingは、以下を可能にします。 車両の特性と充電ステーションのデータを考慮し、ドライバーが充電のために立ち寄る最適な場所

Blue Rhinoのプロパンガス検索にMapboxが採用

気温も暖かくなってきて、いよいよグリルに火を入れる季節がやってきます。プロパンガスを提供するBlue RhinoはMapboxを使用してPropane Finderを作成し、ユーザーがタンクの交換をする際に最適な場所を探すことができるようにしました。 Blue RhinoはMapbox Studioを使用して、ブランドに合ったカスタムマップのスタイルとアイコンを作成しました。自宅の住所を入力するか、郵便番号で検索すると、Mapbox Temporary Geocoding

地図上に象の生態を表示させる|Built with Mapbox

アースレンジャーがリアルタイムデータを活用して野生動物を保護する方法 Big Life Foundationのレンジャーたちは、画面上で小さな点が動くのを見ていました。GPSトラッカーを装着した31歳のオスのゾウ、ジェンガが移動していたのです。ケニアの国立公園の間の野生動物保護区で、ゾウと人間との衝突を避けるために、レンジャーたちはEarthRangerシステムを使って、ゾウの動きを注意深く追っていました。 ▲野生動物の回廊を巡るジェンガの旅(出典:Big Life Fou

自動車のためのUnreal EngineとMapboxのコラボレーション

Epic Gamesは、次世代のインフォテインメントとデジタルコックピットのユーザー体験を可能にするHMI(ヒューマンマシンインターフェース )取り組みの一環として、MapboxをUnreal Engineに統合しています。この記事ではその様子をご紹介します。 HMIに特化したパッケージでUnreal Engineを提供するという動きは、GMCのHummer EVを皮切りに、自動車業界にもUnreal Engineのデザイン機能を導入することを意味します。 これらの機能によ

災害に備えて

災害への対応、復旧作業、防災に役立つ地図事例のご紹介 アメリカの西部では山火事が多く発生します。昨今、カリフォルニア州では大規模火災が発生し、避難勧告や大気汚染警報が発令されました。加えてCOVID-19の流行により、社会生活はさらに困難な状況を迎えてしまいました。 こういった自然災害への対応をMapboxでは地図や画像、位置情報などでサポートします。 Mapboxでは今まで、LA Timesの山火事マップ、Pyregenceの火災予測、Sparetheair.orgによ

Markk社が必需品の在庫検索システムをどのように開発したのか|Built with Mapbox

新型コロナウイルス感染症の大流行が始まって以来、Mapboxはウイルスへの対応と経済回復を支援するツールの作成をサポートしています。 そのひとつが、ロサンゼルスに拠点を置くMarkk社が作成した「Emergency Supply Finder」です。このアプリは、ユーザーが近所の場所についてリアルタイムで情報やレビューを共有するものです。開始以来、このサービスは多くの人々が必要な物資を見つけるのに役立ちました。 今回は、その制作者の一人であるスシャン・ジョシ氏と対談し、どの

Campspotで全米のキャンプ場を検索する|Built with Mapbox

世界的にパンデミックが続く中、キャンプを計画するのは決して簡単ではありません。米国のサービス「Campspot」は、10万以上の米国のキャンプ場をオンライン予約できるようにすることで、旅行者を支援しています。 Campspotの検索機能により、ユーザーはロケーション、キャンプサイトの種類、設備を基準に、利用可能なキャンプ場をすばやく分類することができます。 また、予約までの過程がシンプルなため、わずか数クリックで旅行の手配を完了できます。 Campspotは、地図上で正確

境界データセット「Mapbox Boundaries」を使って、グローバルなデータ可視化マップを作成する

新型コロナウイルスマップの作成事例6つのご紹介 病気は国境に関係なく広がりますが、行政や政治の境界は病気の発生を理解し対応する上で重要です。境界のデータセットは、ローカルおよびグローバルでのデータの解析と可視化に不可欠な、地理空間における土台となる部分を提供しています。 新型コロナウイルスの流行期間中、Mapboxの多くのお客様やパートナーの皆様がMapbox Boundariesを使用して、症例データの可視化、パンデミックへの対応、市民への情報提供などに役立てているのを

クリエイティブな地図で解決する海洋プラスチックごみ問題 - 世界海洋デーを記念して | Mapbox Community

オランダのNPO「The Ocean Cleanup」は、海のプラスチックを除去することを使命としています。The Ocean Cleanupの目標は、既存の海に浮遊しているプラスチックを除去することと、そもそもプラスチックが海に入るのを防ぐことです。本記事では今月6月8日の世界海洋デーを記念し、The Ocean Cleanupが作成した4つの強力なマップを通して、海洋プラスチックごみ問題における課題とその解決策について探っていきます。 The Ocean Cleanup

位置情報ビッグデータの可視化・分析をより自由に - データソースとマップデザインのカスタマイズ | 導入事例 - 株式会社ナイトレイ

昨年2020年は、位置情報ビッグデータの活用が最も必要とされた一年といえるかもしれません。コロナ禍の中、身の回りで起きていることを理解しようと、SNSデータや人流データを使ったビッグデータ解析が多く行われました。そんな位置情報ビッグデータの活用においては、有用なデータソースを用いることはもちろん、いかにデータを組み合わせ、可視化するかといったことも重要です。 株式会社ナイトレイ様(以下、ナイトレイ)は、位置情報ビッグデータを用いた地域活性化支援ソリューションを提供する会社で