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自動車のためのUnreal EngineとMapboxのコラボレーション

Epic Gamesは、次世代のインフォテインメントとデジタルコックピットのユーザー体験を可能にするHMI(ヒューマンマシンインターフェース
)取り組みの一環として、MapboxをUnreal Engineに統合しています。この記事ではその様子をご紹介します。

HMIに特化したパッケージでUnreal Engineを提供するという動きは、GMCのHummer EVを皮切りに、自動車業界にもUnreal Engineのデザイン機能を導入することを意味します。
これらの機能により、開発者はバージョン管理、ブループリントによるビジュアルスクリプティング、C++コードベースへの直接アクセスなどが可能になります。
Unreal EngineはMapbox を使用することで、カスタマイズ可能なリアルタイム 3D作成ツールに地図のレンダリングとナビゲーション機能を組み込んでいます。

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▲Rocket LeagueにインスパイアされたデザインをUnreal Engineで構築。マップ上にあるすべての UX 要素はUnreal Engineでデザイン&レンダリングされ、マップは Mapbox でデザイン&レンダリングされている。

ユーザーインターフェース要素はUnreal Engineで作成、レンダリングされており、自動車のインフォテインメント画面上でゲームエンジンの機能をフルに活用することができます。
マップはMapbox Studioで作成され、Unreal Engineに配置されます。Epic Gamesは今後Unreal EngineのHMIに特化した機能をさらに展開していく予定です。

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▲Unreal Engine内のカスタムMapboxナビゲーションマップ

「Mapboxの強力なデザインツール、スタイル切り替えのサポート、洗練されたパフォーマンスはマッピングのための素晴らしいソリューションです。自動車向けのその他の機能も充実しており、魅力的なナビゲーションソリューションとなっています。」                                                                           (ジョー・アンダーソン氏: Epic Games HMIテクニカルプロダクトマネージャー)

Unreal Engineの今後の展開にご期待ください。Mapboxアカウントにサインアップして、カスタムナビゲーションを作ってみませんか?

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*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です。

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