難聴の治療法:人工内耳 #269
このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。
認知症と難聴の話題は多くありますが、今回は難聴の治療法としての「人工内耳」です。内容は愛媛大学医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頚部外科教授の羽藤直人先生がコメントされています。
難聴はまず25デシベル以上の音を適切に聞き取れない(小さい声が聞き取りにくい)場合になります。内耳に障害がある「感音難聴」と、外耳と中耳に障害があって音が聞こえづらい「伝音難聴」がある。これらが合わさったものは「混合性難聴」と呼びます。
難聴の早期の段階ではまず補聴器を装用し、聞こえに改善効果があるかどうかを見ます。しかし、補聴器を装用しても大声で耳元に口を近づけないと聞き取りにくい高度感音難聴の場合、人工内耳の手術が検討されるようです。
羽藤先生の下記のコメントが日本の高齢者の現状を的確に捉えていると感じました。慣れと費用の面は、難聴への啓発と国や企業の努力にかかっていますが一つずつクリアして欲しいと思います。
よろしくお願いいたします。 サポートいただいた場合は内容を明確にして活動に使わせていただきます。