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川崎市:介護施設と大学学生考案の回想法で認知症予防 #768

noteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に興味ある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、話題があれば雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

神奈川県川崎市にある高齢者介護施設・のんびりーす等々力へ、昭和の時代や過去の出来事が収録された書籍や動画を集めた文庫が設置されました。

考案したのは、沖縄国際大学の学生

認知症の進行予防にもつながる「回想法」に着目し、施設利用者の様子や変化など効果を検証しながら、社会の課題解決を目指しています。

今回この介護施設に沖縄国際大学図書館情報学のゼミ生11人が訪れ、自ら選書した本を集めた図書コーナーを設置しました。
 
きっかけは昨年、同大学ゼミの卒業生で現在同施設で働く仲田ひな子さんが、現役のゼミ生と連絡を取り合ったことです。

認知症と本に関する研究を進めていることを知り、コロナで外出が制限され頭を悩ませていた施設側との思いが重なり、産学連携で取り組むことが決まりました。

今回の取り組みで検証するのは、認知症の高齢者が本や動画を目にすることで昔を思い出し認知機能の維持につながると期待される「回想法」です。

回想法の効果として笑顔や記憶を呼び戻し、認知症の予防や進行抑制を目指したい考えです。

学生と訪れたゼミの山口真也教授は「この試験的取り組みの効果検証を行い、研究成果として発信していきたい」と話しています。

オンラインでの打ち合わせを重ね、実際現地にも訪問されたということが凄いですし、こういった取り組み一つ一つが今後の認知症当事者支援につながると思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。

バナナ園G介護施設認知症予防に「昭和の本」

出典 タウンニュース

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