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行橋市:「認知症かも」から高齢者保護 #570

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いつもnote記事みていただきありがとうございます。
さて、見守りの内容は少し久しぶりになります。

今回、福岡県行橋市にて夜間に徘徊していた高齢女性を保護し、人命救助に貢献したとして県立行橋高農業技術科2年、大迫哉太さんに感謝状が贈られました。

大迫さんは午後10時頃、買い物から帰宅途中、路上で高齢女性に声をかけられました。女性は「ここは行事ですか」と、3キロ以上離れた地名を挙げたため認知症を疑い、安全な場所に誘導したそうです。

記事内にあった「認知症を疑い、、、」という部分は意外にスッと出てこない人も多いと思いますし、今までの何かしらの認知症の正しい理解による大迫さんの経験が生かされているのだと思います。

その後、女性にかかってきた娘からの電話に出て状況を伝えた上で、女性に付き添い現在地が分かりやすい近くのドラッグストアまで案内。

そして娘の110番で駆けつけた署員により、女性は無事保護されました。

大迫さんの迅速かつ的確な対応が高齢女性を救うことにつながったと思いますし、躊躇なく対応できる人柄にも好感が持てます。

日本においてはこういった人とのつながりで認知症当事者の一人歩きによる不幸な結果は避けられるのではないかと思ってます。

どうしても土地柄、人の通りが少ない所は対応が厳しい部分はありますが人同士が寄り添い、少し距離はあっても近しい所で集まって生活することが出来れば対応は可能なのかもしれません。

ある一定の地域内で生活が完結するコンパクトシティ構想というのは便利さや効率さだけではない安全面でのメリットも大きいと改めて感じました。

最後までみていただきありがとうございました。

3キロ先の地名聞かれ「認知症かも」 高齢者保護の高2に感謝状

出典 毎日新聞

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