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札幌市:アルツハイマーデー振り返り #695

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

全国のアルツハイマー月間イベントや取り組みは来年のために残したいと思いますので少し前ですが掲載します。

北海道札幌市では、認知症への理解を深めてもらおうと市民などが参加するシンポジウムが開かれました。

このシンポジウムは、認知症の当事者やその家族でつくる団体「札幌認知症の人と家族の会」が開き、約170人が参加しました。

この団体は1984年発足でかなりの歴史もありますが、ホームページにも会の報告が載っています。下記もご覧ください。

会では、認知症診療をされている栄町ファミリークリニックの中川貴史院長が講演され、「認知症になったとしても、地域で今までのように生活できる。そのためにはご自身や家族が望むことについて、医師や行政の担当者など周囲の信頼できる人に相談してほしい」と話されています。

そしてその後、6年前に認知症と診断された札幌市に住む佐藤徹郎さんが登壇して、町内会などの社会活動を精力的に行っていることを紹介しました。

佐藤さんは「認知症の人が生きがいを持つためには、人との関係の中にいるのが必要で、人間関係の中で苦労することが幸せにつながると思う」と語っています。

当事者の登壇が盛り込まれたフォーラムは今年は全国で多数開かれていますが参加された方の中には初めて当事者さんの話を聞いた方もいらっしゃるかもしれません。

今後、身近な方が同様な症状があったり、自分に変化があった時にはこの時のフォーラムを思い出すと思いますし、それぐらいインパクトがあると思います。

もし身近な場所で当事者さんの話を聞けるイベントなどあれば足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後まで見ていただきありがとうございました。

世界アルツハイマーデー 札幌で認知症のシンポジウム開催

出典 NHK

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