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Mr.Childrenを語りたい〜その12〜

「It's a wonderful world」2002.5.10

皆さんこんにちわ。今回語らせていただくアルバムは「It's a wonderful world」です。

こちらのアルバムは私が一番大好きなアルバムです。このアルバムを聞きながら、ずっとクロノクロスをやっていた思い出があります。

「youthful days」「君が好き」「優しい歌」といったシングル曲から、聞いていて楽しくなるアルバム曲が入っており、完成度の高いアルバムとなっています。

それではアルバムの紹介に入りたいと思います。

「It's a wonderful world」

1   overture
2   蘇生
3   Dear wonderful world
4   one two three
5   渇いたkiss
6   youthful days
7   ファスナー
8   Bird Cage
9   LOVE はじめました
10 UFO
11 Drawing
12 君が好き
13 いつでも微笑みを
14 優しい歌
15 It's a wonderful world

「overture」

二曲目の蘇生につながる曲なんですが、このoverturuを聞くか聞かないかで、蘇生が大きく違います。絶対とばさないでほしい曲です。

「蘇生」

私がよく聞いていた頃はタイアップがなく、こんないい曲なのに持ったないなと思ってました。その後、CMで聞くようになり、改めていい曲だと思ったものです。
かなわない夢を見るのはやめて、さえない現実を夢みたいに塗り替えればいいと、この部分がタイトルの蘇生にかかってくるのかなと思いました。現実をもっと充実させることって大事ですよね。
サビの何度でも何度でもが最高にかっこいいです。

「Dear wonderful world」

ここでこの曲がなぜ入るのかわかりませんが、この曲が「It's a wonderful world」につながります。

「one two three」

戦闘服よりはブレザーがよく似合う。ギラギラしているよりも落ち着いている方がいいよということでしょう。それでも、挑んでいこうというのが見られます。最後アントニオ猪木の「道」が流れますが、勝負に挑んでいくプロレスラーを重ねているように思います。
サビに入る前に転調となり、テンポが上がっていくのがいいですね。

「渇いたkiss」

別れた彼女に対して、呪うまではしないが、ふとした時に自分のことを思い出し、心を痛めればいいという内容です。ミスチルでは、珍しい恨み節ですね。

「youthful days」

ミスチルを聞くきっかけとなった曲です。若い恋人の日常の話になっており、シンプルですがとても爽やかな曲になっています。
イントロを聞くと「youthful days」とわかり、この曲はサビがかっこよくて裏声も使っています。ライブで聞くとテンション上がります。

「ファスナー」

みんな表向きはうまくやろうとしているが、裏があり闇がある。それをファスナーに例えています。ファスナーを開けることで、欲望が溢れたため、最後はファスナーをなかったコトにして閉じています。
派手さはないですが、歌いたくなる曲です。

「Bird Cage」

二人の愛が冷めてしまい、ギクシャクした日々を鳥かごに例えています。そして、別れることで鳥かごが開き羽ばたくことができるといった内容です。歌詞の内容も曲も重い感じになっています。

「LOVE はじめました」

「LOVEはじめました」は、冷やし中華、「LOVEよく冷えております」は、生ビールでしょうか。ケバブのことを屍まわして炙って切り裂き、その小さくなったその肉を頬張るとは、よく言ったものだなと思います。ライブでよく歌われている曲です。

「UFO」

おそらく自分のことを好きでいてくれる彼女がいて、だけど女友達が落ち込んでいて抱き寄せたらお互い好きになっていたという話。迷いも苦しみもない世界にいざなってくれるなら、UFO来ないかなと最後願ってます。UFOというだけあった壮大な感じに仕上がっています。

「Drawing」

今の幸せを絵に書いたとしても色褪せてしまう。それでも、これからもずっとノートに書き続けるといった内容。しっとり聞かせる感じがいいです。

「君が好き」

このPVには窪塚洋介が出ています。当時、人気絶頂で私も大好きでかなり影響を受けました。いまだに好きです。なので、PVのベストでこのPVを通して見れたのは嬉しかったです。
君が好きとシンプルでありながらも、いろいろな思いがあります。自販機は意外とミスチルの曲に出てきます。高音のイントロで君が好きとわかる人も多いのではないでしょうか?

「いつでも微笑みを」

ジジジジジと蓄音機で始まるイントロ。口笛や鈴などいろいろな音が聞こえます。どんな不幸なことがあっても微笑みを忘れてはいけない。前向きでありつつもとても優しい曲です。

「優しい歌」

「魂」「後悔」と様々な経験を通して、優しい歌となり、最後に愛するものに満ち溢れた歌ができたという感じです。シンプルな曲ですが、そのぶんズバッと入ってくる感じです。

「It's a wonderful world」

醜いと美しいの両面を持つ世界で、必要としてくれる人がいるし、やれることもある。なんか最近の日本ってどっちかというと美しくない気がするかな。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「It's a wonderful world」は、王道の曲がありつつ、明るい曲から暗い曲と曲者ぞろいのアルバム曲をよくまとめて仕上げたなと思います。バラードよりはアップテンポの曲が多かったので、曲数も多いですがあっという間に聞けてしまうと思います。

次回は10月は「Q」について語らせてもらいます。Qもなかなかいい曲があり、楽しみです。


皆さんも気軽にコメントしていただけたらと思います。ただし、批判的なコメントは控えてください。

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