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ライトアップのうた(即興)

定時でコソコソそそくさと、お先に失礼いたします、さて今夜はどこへ繰り出そう。七夕の街はアベックばかり、彦星様との約束もなく、一人豊洲へフラフラと。

夕焼けこやけで日が暮れて、あたりはいつしか暗闇に、ららぽの光が眩しくて、テラスの人々皆ビール、子供はキャーキャー走ってて、私はベンチでアイスクリーム。

ある日は仲間と吾妻橋、これまた綺麗な夕焼けで、アイフォン片手に橋渡る、周りのみんなも景色を見てる、東京綺麗で美しい、どんなトコより美しい。

毎日見ていた東京タワー、今も変わらず大きいな、高校時代は遥か昔、今じゃただの酔っ払い。六本木まで歩いたな、芝公園で走ったな、だんだん忘れていくけれど、東京タワーは変わらない。ずっとこのままあったらば、私はいつも17歳、ここに来たならティーンエイジャー。

ライトアップの時間です、ここが私のすべてです。

歌ってみました。

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