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休憩ばっかり

子どもの頃、親と買い物に行くと慌ただしく買い物をしてすぐに帰るという感じが多かった。デパ地下でフルーツジュースを飲ませてもらえるのは嬉しかったし、かなり美味しいけれど、イートインみたいな場所に座るので、私が飲んでいる隙に親が夕食を買って、私を連れて帰るといった具合。親にしてみれば、子ども連れて買い物するのがどれだけ大変だったのだろうと思うけど、もっと休んでいたかった。

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その反動なのか、今ではほんの少しのお出かけさえも絶対にどこかに入って休まずにはいられない。一苦労の買い物を終えたあとのバナナジュースやクリームソーダの美味しいこと。なんなら買い物をするつもりで外に出たはずが、いきなり喫茶店にいることも多々ある。

そう言うときは人生って長いしさ、と急に視野を広くし、ゆったり心ゆくまで休憩を楽しんでしまう。うん、これでこそマガジン一服の編集長だな。

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