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自意識は幼少期には存在しないらしい


好きな人の”自意識の部分”に触れられるってそうそう経験できないんじゃないかと思う。
そもそもよく言う、聞く、自意識のちゃんとした意味を知らないので調べてみたら、心理学では自己意識というらしい。

人の自我がおのれを感じ、考え、意志を持ち、行動する多様な働きを統一する自己同一的な主体としての意識。人では、幼少期には存在しないとされる。自己意識を持たない動物は、鏡に映った自身の姿を、自分と認識することができない。


字のごとく、ベクトルがすべて自分に向いていることで間違いないみたいだけど、幼少期には存在しない(とされている)ことにはびっくり。
好きな人の自意識に触れる、とは先日発売になったエッセイ本、THE やんごとなき雑談のことである。


中村倫也さんの言葉やインタビューは、出しすぎず出さなすぎずのバランスが素敵だ。が、連載されていたエッセイには隠されていた自意識が爆発しているのです‥!!!!
そんな感情をもさらけ出してくれるのか、と目をパチパチしたり、フフッと笑ったり、喉元がキューッとなったりいそがしい。役者さんはめちゃくちゃ遠いフィクションの人に違いないけれど、人間臭い一面に親近感をもてたり気付きをもらえたりして。
あらためて最初から読んでみて、さらっとしているように見えてかなり癖が強く、言葉の重さをちゃんと知っている人なのかな、と感じていたまんまだった(えらそうながら)。hideさんや星野源さんなんかと似ているなあと思うときもある。


中村さんやhideさん、大好きな表現者たちにいつもいろんなものを与えてもらってばかりだ。わたしに出来ることは限られているけど、宝物がまたひとつ増えてすっごくうれしい。
今日もだいすきです。



P.S
自分も(は)すぐ言葉をこねくり回してしまうので、素直な気持ちで‥!を意識して綴りたい。


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