中村倫也さんは彩りを与えてくれた【狐晴明九尾狩】

※自分の感じたことをただ書いただけのものです。

昨年、公演予定だったケンジトシが未曾有の出来事で中止になり、ほんとに悲しかった。(関係各所の人々の無念さには及ばないだろうけど)

今年こそ！と意気込み、舞台発表を受けて応募するもすべて落選。
ま、そんな上手くいかないよねぇ…なんて思いつつヘコんでいたら、追加公演のお知らせが…！大阪と東京、両方の運を試した結果は大阪のみ当選。大本命ありがたや。

ただの感想🔯

残念ながら目が悪いので演者陣のメイクや表情までは見えなかったんだけど、声量と声質、ダイナミックな動きのおかげで表情のイメージがしやすかった。
みなさん全身全霊でお芝居をし、役を生き、音響もライトも映像もどれをとっても最高で鳥肌が止まらなくて、泣けた。ちょっとだけ。

中村さんはわりと小柄な方だけど、圧倒的な存在感や全身の動きからかすごく大きく見えたなあ。術式を唱えるシーン、めちゃくちゃかっこよくて厨二心をくすぐられる。(呪術廻戦にハマってたのでよけいに)

重苦しい陰陽師ではなく、笑えるシーンもあったりハラハラさせられたりしてたらあっという間に三時間弱が経ってた。
思う存分、舞台上で転がされたので感無量です。

私にとっては初めての一回目だけど演者さんたちはもう何十回も行われてるわけで、あの熱量をキープし続けるのはめっちゃ大変なのでは…
動きと音や照明、映像を合わせるのもめちゃくちゃ微調整されてるんだと思うと…(そんなことばっか意識が向いてしまうのな)
さすがプロだなあ。当たり前だけど。すばらしい。

今年は本当につらいことがあったので心の感度がかなり鈍ってしまってたけど、そんな中でも夢がひとつ叶った…うれしい…
まだまだたくさんの舞台や音楽、すばらしいものに触れたい、って思えたし生きてく活力を与えてもらった。

生きてると良いことばかりじゃないし、むしろ大変なことの方が多いように思っちゃうけど、それでも楽しんでいきたいよね。

中村倫也という役者に出会えただけでも、この時代に生きててよかったー！！って思えちゃうから最高だよね。

キャストのみなさま、
スタッフのみなさま、
大阪に来てくれてありがとうございます！！
大千穐楽まで、どうか存分に楽しみ尽くしてください。

またいつかお目にかかれますように🚄