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自転車で日本周遊してる31歳遊牧民。地方移住してまちづくりがしたい。 思いをしっかりと…

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自転車で日本周遊してる31歳遊牧民。地方移住してまちづくりがしたい。 思いをしっかりと言語化するために綴ります。

最近の記事

東京から福岡に移住して率直に今感じていること

東京から福岡へ移住し3ヶ月ちょっとが経過した。 移住して早々、やりがいのある仕事に恵まれ仕事に関しては充実した日々を送っている。ただ住む場所としては正直物足りなさを感じてしまっている。その理由をまとめていきたいと思う。 物足りなさを感じる理由を述べる前に、まず私が感じている福岡市の魅力を述べていきたい。 福岡市の最大の魅力は一言でいうと、「お金がそこまでなくてもある程度豊かな生活を送れる要素が揃っている」ことだ。具体的に言うと、家賃や物価が安い、都会も海も山も空(空港)も

    • オナティッシュとしてのゴミ箱行きを阻止し、この世に生を受けた奇跡を感じる

      私は悲観的でも楽観的にでもなく、純粋に「人間はいつか死ぬ」という当たり前の事実を、心の隅に常に抱いて生きている。 大きな病気を患ったわけでも、死に直面した経験があるわけでもない自分がなぜ常に死を意識するようになったのか。 理由があるとすれば、幼少期に治安の悪い発展途上国に住んでいて、殺人が割と身近にある社会で過ごしたからだろうか。いずれにせよ小さい頃から、殺人、戦争、自殺など人間の死にまつわることに興味があったのは事実だ。 私は実質無宗教であり、死後の世界があるのか、輪廻

      • 三十路、女。お金はほぼない。

        三十路、女。お金はほぼない。 働きながら旅を続けているが、自転車操業のため毎日かつかつである。なんとかしてその場を乗り越えるために旅先で情報収集して、遊園地のお姉さんをやってみたり、キャバ嬢の体験入店をしてみたり、泊まるお金がないからテント生活を続けたり。こんな生活をずっと続ける気がないからこそ、今しかできない生きている実感を得られる状況を正直結構楽しんでしまっている。もしたっぷり貯金があったとしたら、経験できなかった試練や世界がたくさんあったと確信している。 一方で、お

        • 胡散臭い人を解剖する

          仕事も住まいも転々としていると本当色んな人と出会う。そんな中でたまに出会う人種が、胡散臭い人。私が苦手と思いながらもある意味興味をそそられてしまう人種の方だ。 胡散臭い人とはつまりどういうことか。 私にとって胡散臭い人とは、たとえば内容や想いが大してないのに表立って目立とう、また他者を巻き込もうとする人たちだ。 順序として、想いのあとに手段があるはずだが、手段が先行しているケースである。なにがやりたいかわからないけどとりあえずビッグになりたい!とかいう意見を否定するつもり

        東京から福岡に移住して率直に今感じていること

        • オナティッシュとしてのゴミ箱行きを阻止し、この世に生を受けた奇跡を感じる

        • 三十路、女。お金はほぼない。

        • 胡散臭い人を解剖する

          コロナの影響による自分の生活の変化と考えについて

          3月末に自転車で東京の実家に戻ってきてから、ほぼ外出せずに1ヶ月と1週間が経過した。親と同居のため、旅人無職である私はリスク回避のために外での経済活動をせず、親のすねをかじって生活している現状だ。 感じていること・健康第一 東京に帰ってきたタイミングで急性扁桃炎を発症してしまい、体調が優れない状態が続いたこともあって、親に甘えてほぼ外出しなかった。そんな状態で毎日コロナのニュースを見ていて、健康が阻害されることが何よりも苦痛であることを実感した。どんどん弱っていく祖父と接し

          コロナの影響による自分の生活の変化と考えについて

          内容のない喋り上手が苦手だ

          私の今までの人生の反省点の一つは、考えることに時間をさきすぎて自分の意見をきちんと言語化してこなかったこと。だから今だに人前で自分の意見を整理して喋るのが苦手である。自覚した以上は、今からでも場数を踏んで訓練していくしかない。 そもそもなぜ考えることにそこまで時間をさいていたかというと、常に本質を見失いたくなかったからだ。 私がこの世でもっとも苦手なことの一つが、内容がないのに表面的に取り繕うことである。たとえば、どうってことない商品をブランディングの力で輝かせ、あたかも

          内容のない喋り上手が苦手だ

          人生における不安や恐れをあまり感じなくなった

          コロナで暇だから実家にたまり続けていた、買ったけど読み切っていない本を毎日一冊ペースで読んでいる。 今日は「悩む力」という姜尚中氏の本を読んだ。自分が10代20代の頃ひたすらに悩んでいたことを思い出した。 なんのために生きているのか?なんのために勉強をするのか?なんのために働くのか?とにかく私はなんでなんで星人だった。本質を問うことに重きを置きすぎて、なかなか前に進めなかった。ゆえに生きづらさを感じていた。当時の私は未熟ゆえに疑問の答えを導くことができないどころか、もはや

          人生における不安や恐れをあまり感じなくなった

          誰よりも色んな世界を知りつつ謙虚に生きたい

          会社を辞めて1年、働きながら自転車で日本を旅する生活を続けて7ヶ月。振り返ると総じてめちゃくちゃ楽しいし、自分にこの生活は凄く合っていると感じる。 しかしそんな中でも常に心の中にあるのは、この生活は手段であり目的ではないということ。 こういう生活をしており特に親世代から言われるのは、いつまで遊んでるの?とか不安にならないの?といった意見だ。 遊んでいるつもりもないし、あまり不安にもならない。なぜなら、私は自分の幸せを徹底的に追求し、その結果出てきた興味とやりたいことを明

          誰よりも色んな世界を知りつつ謙虚に生きたい

          人間の性と狂気について

          私の人生において追求したいテーマに、人間の性と狂気があります。なぜならこの二つは人間の本質を一番垣間見れるからです。 人間は社会的動物であり、本能的な赤ちゃんの状態から徐々に社会性を身につけ大人になっていきます。他者との関わりの中で、楽しんだり悲しんだり怒ったり様々な感情を抱きながら生きています。 そんな人間における性と狂気は、本能的なものに人間の様々な感情が混じり合い、一様でないプロセスやストーリーが生み出されます。 例えば性に関しては、人間の三大欲求の一つにも関わら

          人間の性と狂気について

          なぜ定住しない暮らしなのか

          約6年の会社員生活に終止符を打ったのが2019年の1月。その後ヨーロッパに3ヶ月、東京に3ヶ月、今は自転車で日本一周を1年を目処にしている最中です。 遊牧民的生活を送りたいと学生時代から感じていたと思います。それは自由への追求というより、将来やりたいこと、そして家族を持つことを考え逆算して人生設計した上での選択です。 私は経験主義のようで、何かを語ったり行動する上でとにかく沢山のことを自分自身で経験し比較しないといけないというマインドがあります。できるだけ色んな経験をして

          なぜ定住しない暮らしなのか

          客観的に日本を見る

          ヨーロッパから日本に帰国してちょうど1週間が経ちました。 今まで普通に暮らしていた場所を「客観的に見る」という機会は中々持てないと思うので、これを機に気づいた点を前記事同様リストアップしたいと思います。 東京で気づいたこと ・マナーに関する注意書きがとても多い ・電車の中が静か ・何もかもがオーガナイズされている ・安心安全を軸にまちがつくられている ・スーツ人口の多さ ・夜でも街灯で明るい ・身だしなみがしっかりしてる 成田空港に到着。入国後すぐに検疫カウンターがあり、

          客観的に日本を見る

          3ヶ月のヨーロッパ滞在を経て今感じること。日本と比較してネガティブ/ポジティブ要素をまとめてみた。

          1/15から滞在していたヨーロッパもついに明日で最終日となりました。まだ残っていたい気持ちもあれば、早く日本に帰って美味しいごはんをたらふく食べたい気持ちもあります。 この3ヶ月間、色んな場所に行き、人と出会い、体験をし、自分と向き合い、考えました。ヨーロッパと日本の違いを改めて実感したのですが、私の主観的な意見でそれぞれのポジティブ面、ネガティブ面をせっかくなのでリスト化したいと思います。私が訪れたヨーロッパの国(特にドイツ)で感じたことです。もちろんヨーロッパの中でも違

          3ヶ月のヨーロッパ滞在を経て今感じること。日本と比較してネガティブ/ポジティブ要素をまとめてみた。

          私の音楽変遷を時系列で振り返ってみる

          音楽は私の一番の趣味です。まさにNO MUSIC NO LIFEです。 つまりは人間以外で私に幸せを与える最も大きな要素なので、その音楽変遷を遡ってまとめてみたいと思います。 中学時代中学以前は姉の影響でDRAGON ASH、ラブサイケデリコなどを聴き始め、両親の影響で小6の時にはビートルズばっか聴いていたのを記憶しています。 中1でグァテマラに飛んだのですが、治安が悪く外にあまり遊びに行けなかったので、家でMTVばっかり観ていました。音楽を聴く上でミュージックビデオを

          私の音楽変遷を時系列で振り返ってみる

          ホラー好きと平和主義の矛盾

          私はホラーが好きである。 ホラー好きを公言するとよく煙たがられるのだが、幸いにも共有できる仲間ができたこともあり月に数回はホラー映画を見る、お化け屋敷に行く、夜道の徘徊といった微々たる活動をしている。 映画でいうとホラーにも種類がある。例えば、ゾンビ系、悪霊系、心霊系、スプラッター、SF、サスペンス、ソリッド、サイコなど。その中でも特に私の好きなジャンルは、スプラッターとサイコ要素のある作品だ。 好きな作品トップ3を挙げると、「悪魔のいけにえ」、「グリーンインフェルノ」

          ホラー好きと平和主義の矛盾

          人生で一番の恐怖体験を綴る

          世界遺産になっているドイツのとある炭鉱に行った。到着したら人々が外に出されていて、何やら火災報知器が鳴った影響で避難させられているようだった。割とすぐに大丈夫になって中で見学していると、左手に空いてる扉があり見学コースだと思って中へ入った。長い廊下の奥にもう一つ扉があって入ると、中々味わい深い炭鉱の跡がある場所だった。 見終わって扉を開けようとしたらなぜだか全く開かない。恐らく外側からのみ開けられるようになっていて、いくらがちゃがちゃやっても叩いても微動だにしない分厚い扉だ

          人生で一番の恐怖体験を綴る

          感情表現に関する考察

          ※2019/3/15記事 Hello! めちゃくちゃ久々のブログです笑 前回のブログを書いてから、ペルーに10日間、バルセロナに5日間、そして昨日からデンマークはコペンハーゲンに来ております。日々を満喫しすぎて自分と向き合う時間を疎かにしておりました。 ちなみにペルーのクスコが今まで行った場所の中で最も好きな場所の一つになりました。自然と文化のクオリティが素晴らしい。いつかまた絶対に訪れたいです。近隣国も今回行けなかったので、南米のジャングルツアー行きたいですな。死ぬま

          感情表現に関する考察