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2023年9月8日(金)

9月7日の夢。
 
今朝はかけたはずのないアラームで起きる。
反射のような朝。
 
夢は覚えていない。
振り返り潜る10分間で思い出したこと。
 
世界の卵は半透明で中が透けて見えている。
いや、私の視界には面がないのだ。
骨組しか見えていない。
 
パターンは3つ。
 
一つ目は半透明の卵の中に
何か蛇のようなものが入っていくパターン。
受精に似ている。
 
二つ目はマカバの内部に卵があり、
他の図形のとんがりが卵を刺すパターン。
割れるとマカバが回り出すしかけ。
 
三つ目は卵の内部のエネルギーの広がりにより、
卵の半透明の薄膜が溶けて無くなるパターン。
 
中から出てくるものは、
内向きに巻いた渦。
上から下へ落ちて、反動でくるくる巻く。
そこに鏡を置いたように、
左右で鏡合わせの渦を巻く。
渦の上に鏡を置き、
上から下へのパターンが成立する。
 
十字の鏡を置き、
四つの渦が完成する。
 
エネルギーの先端部は、
互いにその先端を結びまた卵を作っていく。
 
先端を結ぶ直前で、上下の隙間を保つように
渦の回転を調整すると、
トーラスが生まれる。
 
上から雨が降り
下からマグマが登る。
熱は下から、冷やして液体に。
 
世界の卵の中には、
エネルギーのうずと鏡がある。
 
鏡の置き方にもいろいろあって、
それによって図形が違う。
 
消滅することができない
無限に増えていく半透明の膜と
鏡のラインによる立体の世界
 
私は左右の概念がないのだけど、
そりゃあ左右は理解できないよなぁと納得した。
 
キラキラ光るこの広がる世界を見て
私はなぜかひどく落胆した気分になり
 
せっかく早起きしたのに
全然活動することができなかった。
 
私は夢を覚えているのかもしれない。
この夢のような意識のはっきりした空間はなんだろう。
目で見ていないけど、
耳で聞いていないけど、
この映像は一体どこで捉えているんだろう。
 
抽象的な結論のないこの世界が
私は好きで追求しない。
 
この世界には答えはなくて
今だって破裂したり生まれたり溶け出したり
ひっきりなしに動いている。
 

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