見出し画像

令和最初に映画館で観た映画

アドベントカレンダー
『今年観た映画2019』
https://adventar.org/calendars/4598

12月3日
「令和最初に映画館で観た映画」

『ある少年の告白』
原題:Boy Erased

2018年アメリカ制作
日本公式サイト

予告映像

どんな作品?

画像1

「同性愛矯正施設」を舞台に、
主人公の大学生、彼の両親との家族関係、共に施設で矯正セラピーを受ける青少年達の人間模様を描いた作品です。

ハリウッドで大注目の若手俳優ルーカス・ヘッジズが主演、
両親役にニコール・キッドマンラッセル・クロウとトップクラスが集まり、
ジョエル・エドガートンが監督・重要な役どころでの出演
セクシャルマイノリティを公表している人気アーティスト トロイ・シヴァンの俳優デビュー
などなど、様々な面で話題性の高い作品だったため、日本公開時にはTVで紹介されていました。

詳細なあらすじは一番後ろにまとめて載せます。

この作品を知った経緯

画像2

本国公開前からとーーーっても期待していた作品!
日本公開は4月だったのですが、
令和1本目に本作を捧げる為に、公開後5月1日まで我慢してました!(笑)

なぜなら…!
私の敬愛するドラン先生が俳優として出ているからあああああ!!!!!

……おたくが出てしまいました。失礼しました。
本作に俳優として、出演しているグザヴィエ・ドランのことです。
俳優としても素晴らしいお方ですが、主に映画監督として活躍されている方です。
彼の作品が大大大好きなので、本作も最初は先生のSNSで制作を知りました。

ドラン先生出演ってだけでも飛んで喜ぶのに、
ストーリーのプロット、出演俳優のそうそうたるメンツ、
まさかのトロイ・シヴァンの俳優デビューという、あまりにてんこ盛りな内容に、
これぞ令和1本目の作品だ!!!
と、5月1日を待つことにしました。

作品に対する個人的感想

家族も一人一人の人間。

人によってそれぞれ得意分野や趣味が違うのを受け入れるのと同じように、
セクシャリティだって違っていいじゃん?

どうして人は、4種類の血液型占いは笑うのに、
男を好きになる女と女を好きになる男の2種類じゃないといけないんだろう?

同性愛矯正施設が主な舞台の作品ですが、
そんな完全理解不能な施設が実在するこの現実が恐ろしいです。
何をどう矯正するところがあるのか…
既に一人ひとり素晴らしい人間性を持ってるのに…

それを神の名の下、心身ともに容赦なく暴力を振るい、
これは貴方の為だと曲がりすぎた正義を語る。
その様は、第三者として見ると狂気の沙汰にしか見えないけど、
それが今もこの地球のどこかで行われていると思うと悍ましいです。

現代の若手トップクラスの表現者達を集めて語られるこのストーリーは、
終始メッセージ性があまりにも強くて、
自身も演じながら115分に纏め上げたジョエルエドガートンにただただ脱帽です。

きっと、涙する箇所が人によってそれぞれにあるだろうなと思いました。

余談ですが、この作品を観終わった後、
劇場周辺をぐるぐる歩いてちょっと落ち着いたら、
急に猛烈にご飯を食べたくなって、
普段なら食べない量を短時間で平らげました。(笑)

そんな変な生理現象が出るぐらい、エネルギーを持っていかれたのかもしれません。
すごい映画だった…次回はもっと冷静に観たいです。

キャストに対する個人的感想

ルーカス・ヘッジズが本当に演技が上手い…(語彙力ゼロ)

我らのドラン先生の役どころは本当に本当に本当に良かったし、
目の演技で一気に持っていかれた。
腕掴むところで、なんか、ドスンってきた。(語彙力ゼロ)

そしてトロイシヴァン!あなた俳優もできるのね!
そして常に顔がすごい!(語彙力z以下略)


あらすじ詳細

アメリカの田舎町。
牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)のひとり息子として愛情を受けて育ち、輝くような青春を送る大学生のジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)。

彼はある時、思いがけない出来事をきっかけに自分は男性のことが好きだと気づく。
しかし、息子の告白を受け止めきれない両親が勧めたのは、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加だった。

<口外禁止>だという驚くべきプログラムの内容。
自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ジャレッドは遂にある行動を起こす…。

「ある少年の告白」日本公式サイト

Amazon Prime Video、U-NEXT、Rakuten TV等各種サイトでのレンタル配信中です。気になった方は是非。
レンタルのリンク先いくつかはっておくので、気が向いたらどうぞ!
(今回もアフィ記事レベルでリンクはって布教したがるオタク)
YouTube
Google Playストア
Amazon Prime Video(字幕版)
TSYTAYA TV(字幕/吹替パック)
U-NEXT
dTV

今回も重めの作品を選んでしまいました。
作品の重さに反して後半語彙力がなくなりましたが…失礼いたしました。

今後はもっとあっさりしたアドベントカレンダーにしていくつもりです…(2回目)

『今年観た映画2019』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?