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今更観た名作その1

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『今年観た映画2019』
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12月5日
「今更観た名作その1」

『スリング・ブレイド』
原題:SLING BLADE

1996年アメリカ制作

予告映像

どんな作品?

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1996年の作品なので、公式サイトがありませんでした。
Yahoo!映画さんで端的に紹介されている文章がありましたので、
ここではそちらを引用させていただきます。

ビリー・ボブ・ソーントンが監督・脚本・主演を兼ね、アカデミー脚色賞に輝いた野心作。
かつて母の浮気相手を殺害した男と孤独な少年との交流を通し、人の心の在り方を綴る。
淡々と心に響くストーリーを寓話的タッチで括ったソーントンの手腕は見事。ソーントン自身の巧みな演技も秀逸もの。

母親の浮気現場を目撃し、母とその相手を殺害した知的障害者のカール。
25年間の精神病院生活を終え、故郷の町に帰ってきた彼は、そこで父親のいないフランクという少年と親しくなる。

だが少年の母親が恋人の暴力に悩んでいる姿を見た時、彼の中である決意が芽生える...。

この作品を知った経緯

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お勧めされて鑑賞しました。
お勧めしてくださったのは精神科医をされてる方なのですが、
精神科医の方がこの作品をどう観たのか、気になるところですね。
(その時に聞けば良かった)

でも、おかげで素敵な作品にまた一つ出会えました。
泣いた映画は?と聞かれた時に答える作品の1つになるほど、涙が止まりませんでした。

作品に対する個人的感想

泣いた作品、と言ってしまいましたが、
これ見よがしにここで感動しろ!!!感はありません。
なので、もしかしたら感動するか否か自体、人によるのかもしれません。

でも、本をあげるシーンからは、もうその先が見えすぎて、
彼の気持ちが伝わりすぎてすごく胸が痛くて……涙が止まりませんでした。

彼は外の世界で人の愛を知り、愛を表現する方法を知り、何より愛し方を知った。守りたいものができた。
守り方を知らず、指示に従うだけの彼はもういない。
自分ができる方法で今回はなんとしても守りたかった。
たくさん愛を教えてくれた人達を、絶対に絶対に幸せにしたかった。

(やばい。思い出し泣きしそう……)

最初と最後、同じ場所に立つ彼は全くの別人でした。目と表情がそれを物語ってました。
最後の表情がとても美しかったです。
確かに目には光があった。見つめる先があった。
それが全てなんじゃないかな。

キャストに対する個人的感想

主演のビリー・ボブ・ソーントンの演技があまりにすごすぎて、
それだけでも観る価値ありそうです。
その上監督も脚本もやったなんて…信じられない才能です。

レビューは賛否両論のようですが、私は素敵な作品だと思いました。

途中音楽がちょっと微妙なところはあったけど、
個人的に終わり方に疑問は残らなかったかな。

トゥルーエンドの中でも良いトゥルーエンドかと思います。
(トゥルーエンド大好き芸人)


作品詳細情報

現在U-NEXTで見放題配信中です。
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また、Amazon Prime Video、TSUTAYA TV等各種サイトでもレンタル配信中です。気になった方は是非。
本作のレンタルのリンク先いくつかはっておくので、気が向いたらどうぞ!
(そしてアフィ記事レベルでリンクはって布教したがるオタク)
YouTube
Google Playストア
Amazon Prime Video(字幕版)
TSYTAYA TV(字幕/吹替パック)


今回も重めの作品…
てかなんか語っちゃったよ…でもそういう作品なんだよ…みんな観てみて…

『今年観た映画2019』

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