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反抗期は前世に忘れてきた

反抗期ってあっただろうか。
反抗期ってどういう言動、態度を取るのだろうか。

自分はあんまりわからない。
反抗期があったという自覚がない。

親に対して、イラついたりするのだろうか。
学校の教師にイライラをぶつけるのだろうか。
何かやんちゃな事をするのだろうか。
そういう類のことが反抗期によるものだとしたら、自分は反抗期などきていない。

または、
①反抗期は順調にきていて、自覚してないだけでめちゃくちゃやってた説

②人格的に人生そのものが反抗期説

この2説も有力であるが、
本当に反抗期は来てないと思う。

別に親にイラつくこともなかったし、
教師にあたるのはお門違いもいいとこである。
度が過ぎたやんちゃなこともした覚えはない。

ここまで来ると不安になってくるのである。
もしかしたら、人として大事な何かが欠けているのではないかと。
周りから見たらサイコティックなのではないかと。
もし自分を不思議な人だと感じていたら、
それは反抗期が来てないことによるものである。
(押し付け)

イライラすることがあんまりないのだ。
たとえしたとしても、それを他人に発散することはなかった。

そこで馬鹿な自分は試してみたくなってしまったのだ。
反抗期を。
自分で反抗期を作って(?)、どうにか自分にも反抗期がきたというステータスが欲しくなってしまったのだ。

どういう思考回路に至ったら、そういうことになるのか、馬鹿すぎてもうわからないが、
試しに両親の言うことを全て否定してみることにした。
洗濯しといてと言われ、「イヤ」と。
普通に怒られた。

荷物の受け取りを頼まれ、「イヤ」と。
普通に怒られた。


ここで気づいた、
これは反抗ではなく、「イヤイヤ期」と。
ここまでくると何が正解だかもうよくわからないが、自分はイヤイヤ期が2度訪れた!!

結局反抗期がどんなものかわからないまま、変なことをして、変な人間になってしまっている。

反抗期が順当に訪れた人が羨ましい。
そのおかげで真っ当な人間になれているのだから。


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