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vol.3 ブランドを作るということ


D’ACTIONのあり方を改めてから、それを起点にマーケティング・サービスとも中身を一新しました。


D'ACTIONのあり方(ブランド)
For Customer No.1のハイクオリティーコンディショニングダイエットジム


全ての施策は、この文脈(ブランド)に合っているかどうかが判断基準になります。


本日はマーケティングの観点からお話ししていこうと思いますが、

そもそも私たちが定義しているマーケティングの意味は以下の通りです。
・自分たちの作り上げたい世界観とサービスを、
・お客様のニーズに合わせて、届きやすい形で整え、発信し、
・お客様が、私たちの価値を受け取りやすい仕組みを作ること。


まずはペルソナを再定義し、カスタマージャーニーマップを作成するところからはじめました。(これについては後日詳述します。)


本日は特に、「集客」つまりお客様にD'ACTIONに「来店」いただくまでのプロセスの中で工夫したところで、特にweb集客の施策(オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディア)において工夫したことを書いていこうと思います。

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オウンドメディア①:ホームページ

ペルソナを再定義し、カスタマージャーニーマップを作成してから、文脈(ブランド)に合わせて、専任のwebデザイナーやブランディングのプロ小濱さんにも相談させていただきながら作り変えました。


以下Before-Afterの間の一部をお見せします。

明確に変えたことは、「D'ACTIONに来たら、痩せられますよ(ダイエット)」という訴求から、お客様のお悩みに寄り添いながら「痩せるのはもちろん、その先の日々の好調づくりをサポートできます(コンディショニングダイエット)」という訴求に変えました。


一昔前のホームページ

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現在のホームページ

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コンディショニングダイエット”の説明は以下の通り(私たちにできること) 

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オウンドメディア②:ブログ

ブログはD’ACTIONの大きな武器です。SEOのためにブログを書きましょうということはよく言われますが、なんせこれを継続するのは難しいのです。濃い内容で発信しようと思えば尚更。

これをD’ACTIONはコンディショニングトレーナーで理学療法士の資格も持つ内田が約3年間に渡り、週に1回、明日には150記事が書き上がる予定です。

内田ならではの医学的知見に立った姿勢改善のお話から、お客様から相談されることの多い食事の内容まで様々な内容を発信していたのですが、これも”コンディショニングダイエット”という文脈に合わせて見せ方を変えました。

また、これまでは更新日から順に記事が積み重なっていくような仕様でしたが、ダイエット、ビジネス、美容、食事など、項目に分けたり、PV数をもとに「人気記事」というようにランキング化して、サイトに訪問いただくお客様に、より欲しい情報を取って頂きやすいような仕様に変更しました。

D'ACTIONのブログはこちら


アーンドメディア:SNSの活用

D'ACTIONのFacebook、Instagram、LINE@のアカウントを持っていますが、どれもこれまでは注力していませんでした。

この半年で着手したのは、Instagramです。

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5月、6月とトレーニングやストレッチ動画を中心に毎日投稿(ストーリーズ含め)を実施しました。

トレーニング動画はフィジカルトレーナーの相山が、ストレッチ動画に関してはコンディショニングトレーナーの内田が担当する形でコンディショニングダイエットの文脈で配信しました。


運用の意図としては、以下の3つの観点から事業貢献度を測定する目的で、それぞれ成果指標と期日を設定した上で運用しました。

①ホームページへの流入数

②DMからの問い合わせ数

③投稿頻度、投稿内容によるエンゲージメントの推移


結果わかったことは、以下の通りです。

・パーソナルジム事業における集客へのインパクトは限りなく小さい

・一方で、オンライントレーニング事業などの低単価サービスや、既存顧客様とのコミュニケーションツールとしては有効


あくまで2ヶ月という短期の運用ではありましたが、上記の知見を獲得することができました。


ペイドメディア:集客サイトの活用

これは、「◯◯に掲載しませんか?」と、日々本当にたくさんの営業のお電話をいただきますが、上記オウンドメディアからの集客に注力する方が効果的であるという判断から、新規の提案については基本はお受けしていません。


直近行ったこととしては、

・掲載中メディアについて、ブランド統一のための掲載内容の変更(写真・文言)

・ホットペッパービューティーブログ毎日更新(6月、7月):基本は掲載して「待ち」なのがペイドメディアではありますが、ホットペッパービューティーは、ブログの発信という形で「攻める」ことができます。


ホットペッパーについては、ブログのPV数増加をフックに、サイト内の他ページへの流入増加は見られたものの、結果、集客には繋がっていないのが現状です。


なお、掲載にあたっては、主に以下の観点で判断しています。

・メディアのユーザーが自社のペルソナと一致しているかどうか

・掲載数、掲載内容の観点から、どれくらいのメディアとしての信用度があるか

・成果報酬型と定額型、それぞれどれくらいの問い合わせを獲得できればペイできるのか




以上が「集客」の部分で、特にweb施策においてこの半年間行ったことです。

新しいブランドに統一させながら、戦略的に行動した結果、以下の事象、知見が得られました。


・オウンドメディアについては、新規問い合わせ数は過去ギネスとセカンドギネスを更新し好調

・アーンドメディアについては、一定の事業貢献度はあるものの、「集客」観点からはあまり効果的ではないことが判明

・ペイドメディアについては、掲載継続するかどうかを投資対効果の観点から再検討中


引き続き、戦略的にトライアンドエラーを繰り返しながら、お客様に、私たちの価値を受け取っていただきやすい仕組みを作り上げていこうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。




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