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推しのスキャンダルに凹んだ話

先日、推しのスキャンダルが出た。

女関係の写真と動画が出回った。
確信的な内容ではないにしろ、スキャンダルが出たことがショックだった。

何より、推しが直々に有料チャットで必死な言い訳を送ってきたことに驚いたし、ああまだ20代の男の子なんだな。と妙な人間味を感じてしまった。

これが夢から覚めるという感覚なのか。

新規やグループの他のメンバーのファンから推しに対しての批判が目についた。足を引っ張るなと。
SNSで言いたい放題だった。全く関係ない部外者もひどい言葉を並べていた。
推しが目にしたら傷つきそうな言葉だった。
きっとこれで日本人のことを嫌いになるな。と思いながら翌日に控えたサイン会への不安を募らせた。(自分は不参加)

流れてくる推しの写真はなんだか無理して笑顔を作っているように見えた。
逆に普通にされてもどうなのって思われそうだし、この状況で頑張って出てきた方だとは思う。

スキャンダルが出てすぐに次のヨントンの告知があった。
どうしようか迷ったが、推しにどうしても会いたくなって申し込んだ。
こんなことでファンやめませんよ。安心してくださいって伝えたかった。

本当は、しばらくサイン会に参加するのは控えようと思っていた。
整形するからDTもあるだろうし、話せないことが落ち込む原因につながるから韓国語をもっと話せるようになったらサイン会に参加するつもりだった。

当選した。

ヨントンが始まってすぐ、

(韓国語)おっ、ぬな!

と、いつもと少し違うリアクションだった。

特に件のことに関するような話はするつもりもなく、
以前からずっとお願いしたかった目覚まし用のセリフを言ってもらうことにした。
最初私の韓国語が下手くそすぎて伝わらず、全然違うことを言われて
???っとなってしまった。

懲りずにもう一度セリフ付きで説明したらわかってくれて、

(韓国語)○○ぬなー、起きてー!(日本語)愛してるー!

と、頼んでもいないのに名前を入れて、日本語の愛してるまで言ってくれた!
推しはやはりチャレだった。

本当は韓国語がもっとできるようになってから会うつもりだったけど、早く会いたかったし愛してると伝えたかった。
と言ったら

(韓国語)僕も。あー、ぬな。早く会いたい。

と言ってくれた。
そんな推しに、仕事が忙しくてしばらく会えないけど絶対会いに行くから忘れないで。とイタイ返しをしてしまった。
というか台本にそう書いていた。笑

OK!

と言いながら、約束の小指を出してくれた。

頭の会話で時間をロスしてしまって、そこで終わったヨントンだったけれど、7か月ぶりの久々のヨントンはすごく幸せだった。



このヨントンは今より少し前の話だが、今日までに界隈でオタクの心をずたずたにする事件が沢山起きた。

推しではない人だったとしても、アイドルが裏でどんなことをしているのか、本当に知りたくない。

知ってしまったが故に、
推しも今クラブに行ってるのかなー。と思ってしまう。
友達と海に行ったと言われれば、彼女と行ったのかな。と思ってしまう。
アイドルというものを信じられなくなってしまった。

今までは、
どうせ彼女いるし遊びまくってるんだろう。でも表に出さずにアイドル業をちゃんとやってくれればいいよ。
というスタンスで表の部分だけを見て楽しくオタクをしていたつもりだった。

でも、正直今はあまりにも裏のことが出てきすぎて安心して好きでいることができない。

スキャンダルが一つも出ていなければもう少し信じることができたのかもしれない。

たかがあれっぽっちのスキャンダルだとしても私の心に根深く残った不信感は私の推しへの想いをじわじわと侵食していく。

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