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子育て気持ち録

御徒町の吉池で買ったチャンジャをつまみに麦茶を飲みながら、まだどう例えるのがいいのかくるくると考えてる。そしてまとまらないまま書く。
(吉池美味しいもの沢山、おすすめ)


同年代の中では少しばかり早めに出産したから、なにかこの感覚を喩えられたら良いんだけどなぁ、とふと子育ての合間に思う。


この年齢になると、絶賛結婚ラッシュ。
東京ではそんなにだけど、地元名古屋は凄い。


女性は身体的に出産に適した年齢というのがある。
それを踏まえて結婚するとなると、結婚式をするしない、旅行に行く行かない、2人の時間、子供を産むなら何人をいつまでに、、とか色々逆算していくとこの年齢になっていくのかな。
それともタイミングよくスーパーラブな人にみんな出会う年頃なのかな。

4年前の私はスーパーラブなんて見つけれないから困ったもんだ、でも子供は育ててみたいな、、と思っていたら偶然スーパーラブを見つけて急に結婚とか子供とかの未来ができた。そんなパターン。



なんで子供が欲しかったかは色々端折ると、大学の頃に最強のものづくりって子供?!みたいな思考が湧いたことがきっかけ。

ものづくりって例えるのは違うなってすぐ思ったけど、いのちが芽生えること、親の影響を受けまくって育つことには凄く興味が湧いた。


実際、妊娠出産は本当に神秘としか言いようがなかった。
自分の中に神秘がいること、自分の体が神秘になること(神秘だったと気がつくこと)をこんなにも感じたのは人生で初めてだったし、きっとこの神秘にはどんな作品も世界遺産も、絶景も勝てないと思った。
同時にこんなにも神秘で溢れている世界だったのかと視野の狭さを感じたりもした。



でも、子育てというのは本当に自分の時間が奪われる。
産みなよ!!とはとてもじゃないけど気軽に言えない。
こんなに娯楽に溢れた世の中では、子供がいなくても十二分に楽しく人生を生きていけるのは間違いないし、産まなくても人生はあっという間に過ぎると思う。私も素敵なものを思う存分作りたいし、沢山旅行も行きたいし、美味しいものだって食べたいし、着飾りたいし、プルプルの肌でいたい。それに重点を置く人生も全然あった。

じゃあ何で産んだのか、産んでよかったのか、言葉にするのは本当に難しい。

だから上手く喩えたい、と探してみるも難しい。

強いていうなら、私の人生は1冊の本だとして。
大学とか結婚とか留学とかは本の中の章が変わる感じ。
子育ては本が2冊に増える感覚。
子供がいなければとっても充実した分厚い1冊の本になるけど、
子供ができると、私の人生の本はゆっくりになって、全く違う本が渡されて新しい本の楽しさがある。

もしくは、今までの人生が車に乗っていたとして、子育ては人力車も使わなきゃいけなくなる。
車では見落としてたもの、知らなかったものが、人力車では沢山見える。こんなにあるんだってくらい。
そのかわり車みたいに早くは進めない。
目的地に行くには時間も体力も使う。
そんな感じ。


まだまだ人生折り返してもいない若造の経験だけど、子育ては人生で1番想像つかないことだらけだった。想像の甘さを知った。
こんなに愛おしい存在だったなんて、こんなに振り回されるなんて、こんなに笑顔に破壊力があるなんて、、あんなに産む前に想像を張り巡らせたのに、全然足りてなかった。
そういう意味で本当に本当に面白い。(大変でもある。)

時間、お金、体型の変化、失うものはめちゃくちゃ多い。
でも産んで本当によかったとしか言えないのがこの不思議な感覚の答えなんだとは思う。

とにもかくにも、家族、友達、街中の協力してくれる優しい方々に感謝!
私は子育てのために免許取得中、がんば!

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