ポケモン剣クリア記念、旅パ語り


ポケットモンスター ソードバージョンを発売から2日間で20時間プレイしてクリアしました。
未知のポケモンとの出会い、進化した演出、大満足です。
というわけで、この感動が色あせないうちに、マイ旅パーティについて語ります。
ネタバレありなんでお気を付けを。


まず、前提として私はポケモン新作をプレイする際には、新登場したポケモンのみでパーティを組んでクリアするという縛りを設けています。出会ったポケモンは全部捕まえるけど、パーティに加えて戦闘で使用するのは新規ポケモンのみ。リージョンフォームも除外。
御三家は最後まで連れていき、秘伝技要因及び育成枠で1枠使うため、メインパーティキャラは5体と決めていた。しかし昨今の作品では秘伝要因は必要なく、経験値はパーティ全体に入るため育成枠も必要ないということで、6枠全てを使うことに。

最終的なクリアメンバーは
・エースバーン(炎)
・アーマーガア(飛/鋼)
・カジリガメ(水/岩)
・イオルブ(虫/念)
・ストリンダ―(電/毒)
・オーロンゲ(悪/妖)
いずれも最終的なレベルは60~61。とてもバランスがよく、最高のパーティだった。
あと全員イケメン。やたらカッコイイ。♀ばっかなのに。


【最終選抜メンバー】

①エースバーン(NN:ピーター)

炎タイプ。正統派熱血イケメン。
最初に選んだヒバニーの最終進化系。
なぜヒバニーを選んだかと言うと、本作がサッカースタジアムを舞台とするなどスポーツをモチーフにしているため、それと組み合わせたときに一番映えるから。
ニックネームの由来はピーターラビットから。

序盤から終盤まで安定した火力で常にダメージソースとなってくれた。
メインウェポンのニトロチャージの他、けたぐり、リベンジといった格闘技がノーマルタイプに刺さる。
最終進化後は火炎ボールという攻撃力120の専用技を引っ提げ、パーティの最大火力として暴れまわる。他メンバーで弱点がつけないorつきにくい電気タイプなどを相手にしても素早さと攻撃力が勝るため競り勝てる。不利な相手でも等倍ごり押しで突破できる最終兵器。

最終兵器故に普段は他の面子に出番を譲り、ここぞというタイミングで使う。
終盤の鋼ボス戦では他面子が鋼を突破できない中で大活躍。
格闘も地面もいないパーティで、彼がいなければ鋼の攻略には難儀したことだろう。
非常に硬いナットレイ、ギギギアル、ダイオウドウ、そしてチャンピオンのギルガルドを火炎ボールで一撃で突破するその雄姿は正に主人公に相応しい。


②アーマーガア(NN:クロウ)

鋼、飛行タイプ。いぶし銀系イケメン。
最近の序盤鳥は強いの法則通り、最初期にココガラとして捕まえて最後まで活躍してくれた。
ニックネームの由来はカラスの英語名、あと直前にペルソナ5をやってたから。

半減されにくい飛行技でごり押しが強い。つつく、ついばむ、ドリルくちばしと順調にメインウェポンが育つ。
最終進化して鋼タイプを手に入れてからは高い防御と多くの耐性を手に入れ、他面子が苦手とする相手に後出しして耐えつつ反撃する活躍を見せる。
鋼の翼でフェアリータイプを突破できることも大きい。
また、地面タイプに対して有効打のないこのパーティでは地面技を無効にできるアーマーガアはとても頼もしかった。第8ジムのキバナ戦ではパーティが半壊する中、砂嵐を鋼タイプで無効化し、地面技を躱し、ドラゴン技を半減しながら、着実にダメージを稼いだ。
その圧倒的安定性から、幸運のお香を持たせて金策にも貢献。
派手な活躍こそないものの、堅実な働きでパーティを支え続けた守りの要。


③カジリガメ(NN:ジョー)

水、岩タイプ。厳つい系イケメン。
最序盤で手に入れた水タイプ。水タイプは後々有用なものを引いたら入れ替えようと思っていたが、後に捕まえた水タイプのサシカマスがそれほど魅力的でなかったためそのまま連れまわし、最終的にパーティの要となった。
ニックネームの由来は顎の英語。

進化前は貧弱な水技しか持ち合わせず、耐久面の弱さも目立ったが、進化して岩タイプを手に入れると防御と耐性が上がり、アーマーガアと共にパーティの盾となる。

シェルブレード、岩石封じ、穴を掘る、守る、という技構成。
草・氷タイプのいないパーティで、地面タイプに対する有効打がシェルブレードしかないが、自身が岩タイプのため地面技に弱点を突かれるという点で実は地面に対して強気に出せず、地面相手はアーマーガアに頼る部分が大きかった。
また、電気タイプの弱点を付ける地面技をパーティで唯一使えるが、電気にも弱点を突かれるため強気に出せない。
といった相性面でのミスマッチがあり、弱点も多いという扱いずらさはあったものの、強い相手にはとことん強く、カビゴンなどの対ノーマルでは耐性を活かして活躍。
他のパーティメンバーが炎、飛行、虫とそれぞれ岩タイプに弱い中で、物理攻撃主体の岩技を高い防御で受けつつ水技で反撃できるのは大きい。岩ジムもシェルブレードで突破した。

また、守ると穴を掘るによる遅延戦術によって相手のダイマックスのターン数を浪費させるという戦術の要にもなった。水ジムでは相手のカジリガメのダイマックスを守るで耐えきり、水技の撃ち合いを制して勝利をもぎ取る。
炎タイプを1/4にできることから炎に対してはめっぽう強く、炎ジムでは岩技で完封するも、終盤ではキバナのコータスに日本晴れソーラービームを喰らい、ダンデのリザードンにはダイマックスからのダイソウゲンを喰らって4倍弱点で一撃で落とされるなど脆さも目立つ。

水ジム、炎ジム、岩ジムを単騎で制圧するも、竜ジムとチャンピオンには即落とされる。
このように性能がピーキーで、相手にかなり左右されるが、それがまた愛しい奴。


④イオルブ(NN:ノーマン)

虫、エスパータイプ。インテリ系イケメン。
最近の序盤虫ポケモンは意外と強いの通説があり、また進化レベルが早いためとりあえず育てておくかとパーティに入れていたら、まさかのエスパータイプを取得。
対エスパー、毒、格闘を想定して一気にパーティの主力候補となる。
ニックネームは当初はサッチムシだからサッチャーだったのだが、イオルブに進化してからは脳が大きい→ノーマン、となった。

虫の抵抗と念力による特殊攻撃で、狙い通りエスパー、毒、格闘に強く出れる。特に格闘ダメージは1/4に抑えられるため無類の強さを発揮。
格闘ジムを完封するなどの活躍を見せるが、後に悪タイプが加入すると対エスパーの座をそちらに譲り、出番が減少。しかしエスパーと複合されることが多いフェアリー技によって悪が弱点を突かれる場合はコチラの出番となり、うまい具合に相性を補完する。

リフレクター、光の壁、瞑想、ミラーコートなどの補助技も習得するものの、サイコキネシスでのごり押しで十分勝てるため使う機会が訪れず。

パーティ内でも数少ない特殊使いのため、物理防御の高い相手を突破するためにも有用。

⑤ストリンダ―(NN:ズズ)

電気、毒タイプ。ハイテンション系イケメン。
水タイプに有効打を打てる電気で、ワンパチより強いやついないかな? フェアリー対策として毒もあると良いよね。とかうっすら考えていた所に突如として舞い降りた電気、毒タイプ。しかも育て屋で譲ってもらえるというトゲピー枠ということで大興奮。
育てたら絶対強くなるぞと信じて育て続けた結果、期待を上回る優秀な子へと成長した。
ニックネームは進化前のエレズンという名から、音の響きの良さからズズ。
ちなみにクリア後にしったことだが、エレズンは性格によってハイテンションかローテンションかのどちらかに進化する。私のストリンダ―はハイテンションだった。

進化前はほっぺすりすりという低威力な技しか使えず、電気タイプとして水タイプを突破する役割すら持てなかったが、水ジム戦では初っ端からダイマックスをかまし、ダイサンダーで取り巻き2体を一撃で殲滅するという活躍を見せる。(その後の切り札、カジリガメのダイマックスはダイウォールとカジリガメの守るで耐え忍ぶ、当時はエレズンの進化条件をなつき度と思っていたのでなるべく瀕死にさせたくなかった)

進化後は攻撃性能が花開き、スパーク、毒突きといった安定火力技を高い素早さから放てるアタッカーとして覚醒。
期待通り、フェアリージムを単騎で突破する。
どくどくを覚えることで、耐久の高い相手を強引に突破することも可能。

また、捕獲面でも優秀な働きを見せる。
ほっぺすりすりは相手を確定で麻痺にでき、威力が最低レベルゆえに体力を削って調整するのに非常に役立ち、ポケモンゲットの際は常に先頭に立っていた。そのせいでいつの間にか後発組なのにレベルが一番高くなっていた。

リーグトーナメントではルリナを単騎で突破し、ラストバトルではダイマックスの切れたリザードンにとどめの一撃を放つという大金星を挙げる。


⑥オーロンゲ(NN:ブラフォード)

悪、フェアリータイプ。チャラ男系イケメン。
ドラゴンタイプ対策にフェアリーを求めていた矢先、突如目の前に現れた謎過ぎるポケモン、ベロバー。一度誤って倒してしまったが、図鑑で確認して悪・フェアリーという謎過ぎる複合タイプに一目惚れ。ワイルドエリアを探し回ってやっとの思いで捕まえた。
かと思えば、そのあとに訪れた森で普通に出てきたうえにレベルも高かったのでそちらに乗り換えるという苦い思い出。
ニックネームの由来はジョジョの奇妙な冒険より、意外!それは髪の毛!のブラフォード。

初期はフェアリー技を何一つ覚えていなかったものの、絶対こいつは強くなるだろと思って信じてパーティの6枠目に入れて育て続けた。
技マシンでドレインキッスを覚えると悪タイプに強気に出られるようになる。お前のツラでキッスはねーわ。
図鑑の空欄から予想したとおり2段階進化を遂げ、ソウルクラッシュ、じゃれつくという最強クラスの技を習得。
対ドラゴンの切り札として、竜ジムやチャンピオン戦で期待通りの戦果を挙げる。
他プレイヤーが苦戦したというチャンピオンのドラパルト、オノノクスを楽々突破できたのはこいつの力に寄るところが非常に大きいことを踏まえると、なくてはならないメンバー。

最後のダイマックスリザードン戦では、ダイマックスしたカジリガメがダイソウゲンで一撃粉砕されるというトラブルのもとに駆り出され、不意打ちによる先制攻撃でリザードンの体力を2度にわたって削りつつダイマックスターンを消費させ、後詰めのストリンダ―につなぐという活躍を見せる。


【二軍】

・ホシガリス

いつもの序盤ノーマルタイプ。他のパーティメンバーが揃うにつれて順当にパーティから外れる。

・フォクスライ

悪タイプに興奮。場合によっては最後まで連れていくことも考えたが、悪単騎としての取り回しの悪さ、そして悪で弱点を付けるエスパーは虫のイゾルブでも対応できるという点から外される。

・ワンパチ

電気タイプとして安定した活躍を見せるも、少々物足りなくなり離脱。エレズンが入手できたというのも後押し。

・ヒメンカ
草タイプは弱点が多く、水・地面にしか強気に出れないため、パーティに加えるかは悩んだ。結果、草単騎というのもあって断念。

・マホミル
ドラゴン対策のフェアリーとして一応6枠目において育てるも、パッとしなかった。ベロバーの入手とともに入れ替わる形で離脱。

・タンドン
岩タイプ。カジリガメと岩タイプが被るため、あちらが別の水タイプ入手によって外れることがあるならばパーティ加入も考えたが、進化後のトロッゴンが炎複合と判明すると、今度はヒバニーと被るためパーティから外す。

・アップリュー
草、ドラゴンというそそる組み合わせに歓喜。地面タイプへの有効打を持たないパーティにとって草タイプはありがたく、対ドラゴンを考えてもアップリューは最適かと思えた。最終的に対ドラゴンの役割をベロバーと争った結果、あちらに席を譲る。技マシンでマジカルリーフを覚えなかったことがこいつの敗因。

・スナヘビ
地面タイプは電気技を無効にし、唯一弱点を付けるタイプのため優先度が非常に高い。しかし本作では新規ポケモンで地面が少なく、スナヘビしか候補がいなかった。(後に判明したが新規地面タイプはリージョンフォームを除くとこいつだけ)
地面単タイプではいまいち魅力に欠けたため、採用を見送る。進化先に期待したが、そのサダイジャも野生で捕まえて地面単騎と判明したため、やはり本採用には至らず。
このせいで電気タイプ相手に苦労することになるのだが、致し方なし。

・ユキハミ
氷、虫タイプ複合というそそる組み合わせに、一度はパーティ導入を考えたものの、既に虫タイプのイゾルブが存在したこと、対ドラゴンとしてフェアリーのオーロンゲが存在したことで氷の優先度が高くなかったこと。
捕まえたのがゲーム後半に差し掛かったタイミングであり、パーティが6枠で完成したこともあって選考漏れ。


おわり。
やっぱり新しいポケモンとの出会いは楽しいなあ!

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