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「【アホどもに告ぐ】アホはこの動画を観なさい」@毎週キングコング で納得

キングコングは、梶原雄太西野亮廣からなる日本漫才師お笑いコンビ。略称は「キンコン」「コング」。1999年9月結成。M-1グランプリ2001・2007・2008ファイナリスト(2007 第3位)。

ウィキペディア

今やクリエイターの西野さんとYouTuberの梶原さんの二人のYouTubeチャンネル「毎週キングコング」から、現代の日本を現しているお話に深く共感したので、紹介したいと思います。

冒頭の「おもんない」

梶原さんの愛嬌があるボケトークに西野さんが軽快に突っ込んでいくスタイルは、漫才をしているかのよう。冒頭はそんな二人の「おもろい、おもんない」の下りでひと笑いしますが、その後本題に入ります。

4:45〜 詐欺師?嘘くさい?

ここは少し説明すると、西野さんがクラウドファンディングやオンラインサロンなど、まだこの世に広まっていない頃に始めたのであったが、それに対しやれ「詐欺師だ」「嘘くさい」などと非難する人たちが一定数存在したことです。

今となっては、クラウドファンディングもオンラインサロンも当たり前のように世の中に広がりました。

なぜ、このように批判する人が当時は多かったのでしょうか。
それはただ単に「知らない」からなのです。

今で言うと例えば「新NISA」。株式投資をしている人からすると、「通常は利益に対しておおよそ20%かかる税金が一定額以内では非課税になるので、いい制度だ」としか思えない一方で、株式投資を知らない人からすると「詐欺?」「ギャンブル?」になってしまいます。

「知らない」ということは、誤った認識を産むのと同時に、チャンスを逃すことにもなります。

5:53〜 最近のニュースおもんない

ここが今回の動画で一番共感した所です。
最近のニュースを見ていても「芸能人の不倫」「政治家の不祥事」の様な分かりやすく、価値のないことに焦点が当てられています。

特にネットニュースなんかはもはやニュースではなく「世間話」レベルです。

どうしてこのような価値のない物事が溢れかえっているのでしょうか。

この現象が始まったのは明らかにSNSが発展してからだと思います。
「わかりやすい」「共感しやすい」ものは「広がりやすい」ため、「バズる」ことが目的となってきているのです。
「バズる」ことで広告収入を得たり、何かしらの利益を得る人たちが、「バズるための記事」を書き、それに反応する人が多くいる為、この「おもんない」ニュースがあふれる結果となったのだと思います。

本来、芸能人の不倫なんかは当事者同士の問題であるし、政治家の不祥事は裁くべき機関が裁くこと。
国民がすることは、そう言った政党を選挙で選ばない選択をすることです。

それなのに、流れてくるニュースにただ「反応」し「評論」して、偉くなったような気になっているのでしょう。
結果、その人たちは何も得られません。

そんなことより、誰かの努力や評価されたこと、チャレンジしたこと、この動画で言うと「ボトルジョージ」がニュースになるべきなのだと思います。

しかし、残念ながらこの流れは止まらないと思います。SNSが発展すればするほど、この流れはひどくなると思います。
なぜなら、「需要」が多いからです。

8:20〜 自分の周りから排除する

そんな「おもんない世の中」への対応として、一番いいのがこの「自分の周りから排除する」ということでしょう。

この動画でも梶原さんが話していましたが、例えばSNSを辞めるとか、そういった人が集まるところに行かないこと、周りでそんな話をしていてもその会話には入らないというのも良い対処法です。

「仲間外れになるのでは?」「悪い印象を持たれそう」そのようなことが気になる方もいるかもしれませんが、そもそもそんなくだらない話で盛り上がるような人たちと本気で関わりたいですか?
関わる必要があるのでしょうか?
人生の時間は有限です。もし、そのような会話をする人たちを不快に思っているのであれば、そっと距離をとり、本来の自分と向き合うべきです。

そうすれば、あなた自身が本当に居心地の良い仲間と空間になるでしょう。

10:11〜 「アホ長文読めない」

最後に、西野さんらしい西野節が飛び出ますが、「アホ長文読めない」について、こちらも深く共感しました。

流石に「アホ」という表現は受け入れ難いですが、これは現代人を一言で現しているなと思います。

情報やエンタメがブログからエックス、YouTubeからTikTokになっているように、どんどん短くなっていってます。
結論を急ぎ、テンポよく次から次へと「報酬(興奮)」が得られるような仕組みになっており、脳は「もっともっと」と次々とショート動画を観たくなります。
こうすることで「長尺」を観る体力と集中力が欠如していきます。

例えば読書は1冊を読むために最低でも1時間以上は集中し、文章を読み、内容を理解する「集中力」と「読解力」が必要になりますが、SNSに慣れた若者は読書は難しいと感じることでしょう。

YouTubeでも「要約動画」や「切り抜き動画」が流行るのがそのためです。

文章も短文かすることで、ニュアンスやオブラートに包んだ表現方法ではなく、単刀直入でわかりやすい表現になります。
本来の日本人が持っている文化や奥ゆかしさは一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

まとめ

今回の「毎週キングコング」では、最近感じていたSNS社会の世の中について共感したところがありました。

また、気になる動画あれば残していきたいと思います。

それではまた。

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