プロジェクターは「受け身」ではいけない



プロジェクターの自分を活かすストラテジー(攻略法)は「招待を待つ」

この情報を知って「じゃあ受け身で良いのだ」とか。「何もしない」言い訳に使おうとする人がいるのだけど、これでは自分を活かす”攻略法”とはなりません。


確かに。頼まれてもないことを気付いて自分からやってしまったり、聞かれてもないアドバイスをしてしまってプロジェクターのNotself(自分らしくない時に感じる感覚)である苦味を感じてきたプロジェクターは多いでしょう。

このような苦い経験の積み重ねが消極的な自分を形成してしまっている場合も少ないと思います。でもこのパターンは自分をうまく使いこなせていなかっただけなのです。

イメージしてもらったら分かることなのですが、アドバイスを求められてもいないのに「痩せた方が良い」とか「あなたはこういうふうなのが合ってると思う」とか、「こうした方がうまくいく」とか言われてみたと想像してください。

うざいでしかないですよね、笑笑

プロジェクターは「認識力」に長けた人たちです。
目の前の人にとって1番良いエネルギーの使い方を認識することができるのです。
例えば、反応したことと全く違う仕事に就いて毎日疲弊し不満を持っているジェネレータが「私は何がしたいのか分かりません。人生についてアドバイスをもらえませんか?」と聞いてきた時。(これが招待になります)

プロジェクターはその人を認識し、質問によってその人をガイドすることができるのです。対ジェネレーターに対してだったらYES / NOで答えられる質問によってです。

2択ではダメです。
必ずクローズドクエスチョンで1つずつ引き出してあげなければいけません。
「お肉食べたい?それとも魚?」
この2択の質問方法を最初にやりがちですが、これでは反応は引き出せません。
必ず「お肉食べたい?」「魚食べたい?」とひとつの質問に対する相手の反応を見てから次の質問をしなければなりません。

このような質問を通してプロジェクターは相手が本当にエネルギーを向けるべきもの。向けたいものにガイドすることができるのです。

「私はガイドができます」という言う人がいますが、正直プロジェクターのガイドとは別物だと思います。

ガイド側の人が思う方向性や、その人が良しとするものに「コントロール」する形のガイドもとても多いと感じるからです。
これは本当に恐ろしいことで、狭い見識や価値観しかもたない人にガイドされてしまったらその人の思う”正しさ”の中に自分を当てはめることになりかねないからです。

しかも残念なことにこのようなガイドをする人は、自分のことをそのような側面があるという視点すら持てておらず、なぜか自信満々なのです。

悪口はこの辺にしておいて。

※決してこのような人ばかりではありません。視座の高いあらゆる可能性を示してくれるプロジェクター以外のガイドもたくさん存在します。
しかし見極める目を持たねばならないですということです。



プロジェクターは人のエネルギー反応を引き出す。という点において非常に優秀です。質問力も高いといいますか。(もちろん磨く必要は大いにあります)

その分頼まれてもいないアドバイスや貢献をしてしまうことも多いのです、、

プロジェクターが人と対面した時、その人のやってほしいこと。求めていること。その人が本当に向かいたい方向性。その人の得意なことや魅力。などに気付きますが、それらはジェネレーター自身が気付いてもいないことが多いのです。そしてこれらの情報はジェネレーターが「困ったとき」にしか必要としません。

人は聞く準備ができていない時、アドバイスを聞くことはできません。
せっかくその人にとって良いことを言ったとしても、聞く準備ができていないのでその人に入ることはありません。入ることはないので、プロジェクターが一生懸命伝えたことに対して感謝されることもなければ評価されることもありません。

せっかく伝えたのに。良かれと思って動いたのに。困っていると思って助けたのに。

感謝されないどころか逆にありがた迷惑がられてしまうこともあるのです。
自分の労力や能力の無駄遣いでしかありません。

自身の才能である「認識力」を「いらんこと言ってくるやつ」というふうに捉えられてしまうことほど不名誉なことはないのです。
このような間違った捉えられ方をしたまま生きていると、仕事や家庭、友人関係などにおいて自分を消費され続けているように感じるでしょう。

プロジェクターは認識力を才能として持ちますが、他者にも正しく「認識」される必要があります。
周囲に正しく認識されるからこそ自分にとって正しい「招待」がくるのです。


プロジェクターが自分を活かす攻略法の「招待を待つ」というスタンスは、自分を正しく理解してくれている環境でのみ成り立つのです。
正しく認識されていない環境においてどれだけ招待を待っていたとしても自分にとって相応しい状況に招き入れられることは永遠にないということです。

ということは、プロジェクターという自身の素質を輝かせ活かすためには自分を正しく認識してくれる人や環境を増やす必要があります。


プロジェクターが招待を待つ前に必ずしなければいけないことは

「自分を正しく認識してもらう活動」です。これを私は”認識活動”と呼んでいます。

とても簡単にいうと「自分らしい状態で在る」ということなのですが、これができていれば自分と関わる他者は勝手に自分を正しく認識してくれる訳なのです。
嘘偽りない本音の自分で在ることで必然的に本当の自分として常に認識されます。


ただ、簡単にいうとこういうことなのですがこれが簡単にできる訳ではありません。プロセスがあるのです。

あなたがプロジェクターなのであれば招待を待たずに人にアドバイスや助け船を出すことをやめましょう。無意識にしているその行動や言動に意識を向け、そんな自分に気付いていくことで少しずつ減らしていきましょう。

プロジェクターが最初にすべきことは自分のことを正しく認識することです。
自分より他者に興味のある傾向を持つので初めは難しいかもしれません。

プロジェクターの「認識活動」には踏むべきプロセスがあるのでそのお話はステップごとにまた次回書きますね。


他のタイプたちとは頑張り方、働き方、うまくいく物事への入って行き方が全然違うので、もし勿体無い自分の使い方をしているプロジェクターさんたちは次回の記事も是非読んで実践してみてくださいね!


私自身プロジェクターですので、自分が辿ってきた認識活動のプロセスや、プロジェクター特有の繊細さや恐怖などにも触れていけたらなと思います。
「なんか人と違うな」だったり、「みんなみたいに頑張れないな」だったり「自分はおかしいのかな?」と感じてきたプロジェクターは多いはずです。

違いを知るすることで、人と比べることがどれほど意味のないことか理解できるはずです^ ^

ヒューマンデザインという知恵に出会えた全ての人が、本来の自分自身の輝きで活躍していけますように。
せっかく自分に生まれてきたのだから、備わった素質を全部生かして自分の可能性を見て、広げて。ワクワク人生を楽しんでほしいなと思っています。










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