2019年訪日中国人観光客動向レポート

今回は、中国人海外個人旅行（FIT）のレポートから、「人気旅行先のトップ10」をご紹介いたします。
合わせて、どの都市からのビザ申請が多いのかもランキングしています。

青が任期ランキング、グリーンが中国都市別ビザ申請のランキングです。

本レポートは、 中国企業のTrip.comグループ傘下のCtripの海外個人旅行（FIT）向けセミダイナミックパッケージ、ダイナミックパッケージ、現地ツアー・観光スポットのチケットの予約データに基づいています。

京都や東京よりも大阪が人気なのですね。

ガヤガヤした街の雰囲気や早口でたたみかけるような口調の大阪のおばちゃんが中国人の方々に馴染やすいということでしょうか？

そして訪日を検討される方は、やはり内陸よりも沿岸地域が多いですね。
これは、海外旅行ができる経済力の問題もあるのかもしれません。

既に春節期間は終わってしまいましたが、この時期にインバウンド需要を見込んでいた日本の都市は、新型コロナウイルスの影響で渡航制限や自省による旅行者減で大きなダメージを受けたのではないでしょか。

私の住んでいる大阪も飲食店やレジャー施設の集客状況を聞くと、中国人の集客が減少していたとか、日本人の来客も含めそもそも暇な状況だったと聞いております。

外国人観光客、その中でも中国人需要は大きく日本経済に影響を及ぼしているのですね。

その他情報レポートとして…

① 2019年訪日中国人観光客動向レポート
・訪日中国人の旅行の目的は、「お花見」、「紅葉狩り」、「温泉」が人気
・「雪見とウインタースポーツ」、「着付け体験」、「グルメ巡り」の人気が上昇

・過去2年間で高松への中国人観光客は約30倍の増加
② 2019年ビザ申請状況データレポート
・2019年のビザ申請件数は、84カ国中1位で日本がトップ
・訪日ビザの申請数は28％増

お花見とか紅葉が人気ということで、日本人の生活・風習を体感しに来られていると見受けられます。

日本人の海外旅行というと、ビーチかショッピングツアーくらいなのですが訪日観光客は渡航先に求める物が違う様ですね。