『やり抜く人の9つの習慣』を実践する ②目標達成への行動計画をつくる
『やり抜く人の9つの習慣』ハイディ・グラント・ハルバーソン著
前回は「1章 目標に具体性を与える」についてまとめ、自分なりの実践をしようと目標を立てた。次は「2章 目標達成への行動計画をつくる」について要点をまとめ、実践する。
「2章 目標達成への行動計画をつくる」の要約
この章で重要なポイントは以下の通り。
・いつ何をやるかを事前に予定に入れておくと、行動の確率が2~3倍になる
・行動計画の切り札は「if-thenプランニング」
・if X , then Y (Xならば、Yをする)
例)
if もし月曜・水曜・金曜日になったら
then 仕事の前に1時間ジムで汗を流す
書いてある通りなのだが、事前に何をするかを予定に組み込んでおくことで、なんとその行動を行う確率が2~3倍になるらしい。
予め予定に入れておけば、それをやらなければ気持ち悪い、というような心理になるのかもしれない。
目標達成への行動計画をつくる過程は、以下の流れになる。
★は私の目標達成のための行動計画だ。
私の目標=2024年の先物トレード年間収支を、50万円プラスにする!
①目標達成のためにすべきことを明確にする。
★すべきこと
・毎日終値の記録をつける
・翌日の終値を予測する
・予測をもとに、トレードするかどうかの意思決定を行う
・玉帳をつくり、自分の売買履歴を記録する
・土曜日に玉帳を振り返り、1週間のトレードの反省を行う
・行動心理学、行動経済学を勉強する
②「いつ」「どんなときに」行動に移すのかを考える
・どんな状況になったらそれをするのでしょうか?
★すべきこと
・毎日終値の記録をつける
・翌日の終値を予測する
・予測をもとに、トレードするかどうかの意思決定を行う
・玉帳をつくり、自分の売買履歴を記録する
→ 月~金曜日、帰宅して夜ご飯を食べた後
・土曜日に玉帳を振り返り、1週間のトレードの反省を行う
→ 土曜日の9時から行う ※遅めに起きて一服してからが良い
・行動心理学、行動経済学を勉強する
→ スキマ時間に行いたい。仕事の休憩時間(12時半〜13時半)、通勤の電車内、お風呂の後など
③if-thenプランニングに落とし込む
if 平日夜ご飯を食べた後、
then 終値の記録をつける、翌日の終値を予測する、トレードの意思決定をする、玉帳に売買履歴を記録する。
if 土曜日の9時になったら、
then 1週間のトレードの反省を行う
if 電車に乗ったら、
then 本を読んで勉強する、もしくは本のまとめをつくる
④何が障害になるかを考える
ゲーム(ゲームが好きなのでついついやってしまう)
動画(疲れていると、ダラダラと見てしまう)
⑤障害への対処を考える
・その障害にどう対応するか?
・どうやったらその障害に打ち勝てるか?
ゲーム・動画視聴への対処
ゲーム開始時、動画視聴開始時にタイマーをセットしておき、1時間半経ったら強制的にやめる。一度やめれば、次開始することにハードルができる。
⑥もう一度if-thenプランニングを考える
if もしゲームや動画視聴を1時間半以上続けるようなら、
then やめるまでタイマーを消さない。そうすれば、タイマーの音が気になってやめるはず。
if-thenプランニングを生活に組み込むことができれば、やりたいことが苦にならなくなるだろう。
さっそく、今日から実践する。
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