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#9 仲人さんとお買い物②

前回の続き。

銀座の不思議な洋服屋さんで
お見合い写真用の服を
仲人さんにプロデュースされた日の話。

自分の好みとは全然違う
パーティー用に買うにしても買わない
お姉さん系

雑誌でわかりやすく言うと
CanCan JJ系出身女子の服ですな
縁がなかったジャンルです

(オリーブ、古着系、モード系だった私)

が、

1着目の、目の覚めるような色と
ぴったぴたの服でも

微乳だけれど、背が高くて
太ってはいないので
それなりに着こなせちゃってました。

それも色っぽさゼロで

笑。

その後も
仲人麗華(仮名)さんも吸血鬼のような店員さんも
不思議な似合い方をする私の試着お披露目に
けっこう驚いていて

二人とも、めちゃくちゃ営業上手なもんですから
「いやーすばらしい、完璧に着こなせてます」
と絶賛され続け

瞬間、気分良いのだが
『この歳まで独身で、
 こんなところで喜んでいるって・・・
 非常に虚しい
 何をやっているんだ私』
といった
複雑な心境

ボタンが飾りでついているような服だと
私ったら、どこかのアジアの国の
CAさんとかホテルの制服?

3人で盛り上がったりして

だんだん楽しくなてきました・・・?!


ひととおり着て、サイズ感もわかると
麗華さんが「もう一軒行ってきます!」と。

吸血鬼のような店員さんも慣れたご様子で
「いってらっしゃいませ。お待ちしております」

次の店へ〜

これが
さらに不思議すぎるビルの
   不思議すぎり倉庫みたいなとこでして・・・

こっちの店で待ち合わせだったら
絶対入らなかっただろう 
エントランス、エレベーター
フロアーついても、ドアも倉庫の扉?

かなりハードル高い感じで

昭和感?
それこそ
どこかのアジアの国に
迷い込んだようでした。

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