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屋号を分解すると、読み方が分かる
醤油メーカーは創業から百年以上というのが珍しくありません。「うちはまだ90年なんです。業界的には新参者です」なんて話していたりも。だから、歴史を刻んだ建物と共に屋号をもっていることが多いです。
これら屋号や商標を分解してみるとおもしろくて、大抵は2つの要素の組み合わせになっています。例えば、キッコーマンは「亀甲+萬」、ヒガシマルは「東+丸」のようにです。
ここには蔵元の姿勢や願いが込められているといわれ、マルは「正しい間違った商売をしない」、カネは「曲尺(かねじゃく)のように真っ直ぐであること」、ヤマは「山のように盛り上がり、その頂点を極めたい」といった意味があるそうです。
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こうして見ると、規則性があったり、似ている屋号があったり。「ヤマ〇〇」や「マル〇〇」あたりは読みやすいと思いますが、「カネ〇〇」「フンドー〇〇」は一度覚えると次からはスムーズに読めると思います。
こんな視点で醤油蔵を見ていくのもいいですよね。
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