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小豆島での木桶づくりは職人チームが技術交流をしていました。

高松港からフェリーで1時間ほど。小豆島のヤマロク醤油さんで行われている木桶づくりは、職人チームが集まっていました。

兵庫、福島、鹿児島などの桶に関わる職人による共同作業。お互いが惜しげもなく技術をオープンにしていました。日本酒でお米を蒸す甑(こしき)のプロだったり、焼酎を熟成させる樽のプロだったり。それぞれが質問しながら、ノートにメモメモ。

「わざと隙間があくように削ってるよね?今年はそれを真似しようと思って試してるんだよ」「タガを竹4本でなく6本で編むには、どこに入れるんですか?」などなど和気あいあいな雰囲気です。

技術は秘伝だったり、企業秘密とされていた時もあったと思います。でも、情報がどんどんオープンに共有されている時代。職人の技術も重ね合わせることで、お互いがレベルアップして洗練されていく様を見ているようでした。なにより、楽しそう!

明日にはさらにメンバーが集まってきて、賑やかになりそうです。

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