奈良県の井上本店が木桶仕込み。
奈良県の井上本店さんが木桶仕込みに挑戦していて、いよいよ初搾りの時を迎えます。「自分たちが食べて美味しいと感じるものをつくる」という、今までの醤油づくりのスタンスと、木桶仕込みということで、「木まじめ」という商品名にしたそうです。
井上本店には修平さんと遼さんという兄弟がいます。他の醤油屋の社長さんたちに話を聞くと、「子供の頃、家業が醤油屋ということが嫌だったよ…」と話をされることが多いのですが、この兄弟は一度もそう思ったことはなかったと言います。「両親の働く姿をみて、自分も家業に戻ってきたい」。そう思っていたそうです。
そんなご両親が息子たちが戻ってくる直前に手に入れた木桶。先日、遼さんに話を聞くと、「実家に戻ると、木桶に醤油が仕込まれていたんですね。今までのうちの諸味と香りが明らかに違っていて…いよいよなんですよね」と、うれしそう。
クラウドファンディングページに、詳しい経緯が書かれています。
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