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【マンションライフ】家と一緒に成長してきた人生

新居に引っ越してきてからあっという間に2ヶ月が経ちました。そして明日から新年度が始まりますね。進学する方、就職する方、いつも通りの方もいらっしゃると思います。そんな節目の年度末最終日に新居へ両親を招きました。

「自分の子どもがマンション購入するってどんな気分なんだろう?」

そんなことを思いながらも自慢の我が家を案内し、とても楽しんでもらえたようです。
帰り際に「しっかり頑張ってて安心した」と言って地元へ帰っていきました。急に1人になる我が家はなんだか寂しいですよね。

この寂しさ、なんか覚えがあるな。

10年とちょっと前に期待と不安の中、大学進学のために上京した私は都内の1Kで初めての一人暮らしを始めました。

思えば初めてマンションというものに住んだのもこのタイミングでした。都内1Kで5万円くらいの家賃だったかと思います。都内で5万円、もちろんとても狭い部屋で、ベッドともう1つ家具を置いただけでスペースがいっぱいになるような家でした。

上京当日は実家の車に沢山の荷物を詰めて、家族総出で引越し作業をしたことが懐かしいです。
楽しみでずっと待ち望んでいた東京での一人暮らし。
引越しが終わり家族が地元へ帰っていく姿を見て、急に寂しさが込み上げてきたことを覚えています。

あの時の寂しさと、今日の寂しさは少し種類が違うなと。

上京して10年ちょっとの間で5つの賃貸を渡り歩き、住む街も部屋も様々でした。
初めて住んだ5万円の1Kから始まった自分の人生、果たしてちゃんと成長しているだろうか?

新卒でメンタルやられるほど人に悩んだり、人生で1番残業した時代もあったり(最高150時間…)、好きなことを追求したり。。。そのライフステージごとに帰る家があって、悩んだり喜んだり怒ったり、家と一緒に自分も乗り越えてきたように思います。

そんな自分がこの2月から「自分で買ったマンション」に住んでいる。昔の自分からしたら想像つかないだろうな。この新居ではどんな思い出が作れるかな?誰とどうやって生きていくのかな?

きっと今日は両親も5万円の1Kに住んでいた頃の自分と照らし合わせながら、「息子が自分の手で買ったマンション」を楽しんでいたのではないでしょうか。

春になると何となくノスタルジックなことを考えてしまい、、、ポエム的な内容、お見苦しくすみません。

何が言いたいかというと、家はただの箱じゃなくて自分の人生と一緒に成長するんだな、と改めて感じました。皆さんも一人一人のマンションライフがあると思います。そういうの沢山聞いてみたいな。

地元へ帰る車を見送りながら、あと何回両親と会えるのかな?と。明日からの新年度、次のステージへ一歩一歩進んでいきたいと思いました。

皆さんの新生活も楽しく過ごせますように。
お読みいただきありがとうございました。

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