「人」

僕は最近、ある友に言われて気付かされたことがある。
その友達は、僕に対して本気で怒ってくれた。

それは僕が謙遜の気持ちを忘れているのではないかということについてだった。それを聞いて、僕はハッとして、周囲の人たちに申し訳なさを感じたとともに、その友に本当に感謝したいと感じた。

「こんな僕を本気で叱って、僕に間違いを気づかせてくれて、何より僕を思ってくれてありがとう。」と。

僕は目標を見つけると、そこに一直線になる癖があり、視野が狭まり、それ以外の周囲の人やものが見えなくなる。その結果、自分のレベルについてこられない人間関係を断ち切ってしまい、関係性の悪化に陥ることが今までも多々あった。

しかし、今回はそうなる前に僕の友がそれに気付かせてくれた。
こういうときに、つくづく友や仲間というものは本当に大切だなと強く感じる。本当に何にも変え難いものがあるなと感じた。

大学生の人間関係なんて、所詮うわべだけの人間関係だとずっと考えてきたが、そうでもないのかもなと感じたとともに、人間関係は時間によって形成されるものではなく、関係を構築する上で生まれる衝突をいかにして乗り越えるかなのかなとふと思った。

そこでいつか聞いた「人」という字の考え方を思い出した。
「人という字は人と人が支え合って書く。」

話はだいぶと逸れてしまったが、まとめとして、僕はこれからも本当に大切な人との関係は大切にしていきたいと思っている。そのためには、謙遜心が必要だなと感じた。
おそらく、全員に対しては無理だろうから、僕が大切にしたいと思える人にだけでも、僕の最大の敬意と謙遜を示したいと思う。

それこそが「愛」であり、「平和」を生むのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?