3.就職そしてアメリカへ(25~26歳)
・社会人1年生 (株)永殖へ就職2月になり、ようやく卒業できるめどがついた私。しかし就職の事は、全く考えておらず前の年から始めた引っ越し業「あけぼの運送」の仕事が大忙しで、自分で受付をし、他人の引っ越し荷物を次から次へ運ぶ毎日だった。その頃、月に2~3日アパートの大家さんであるAさんの所へ仕事の手伝いにも行っていた。
Aさんの工場は自宅の一角にあった。工場といっても10坪程の土間に、大きな釜が2つあり、一つですったリンゴを煮て、カラメルや唐辛子等をまぜ、もう一つの釜でビンを蒸