見出し画像

美容室求人をすべき理由を説く

カケタ代表の倉田です。

カケタでは主に美容業界のHRに関わる事業を展開しています。

自己紹介は下記リンクよりご覧ください。


今回のテーマは「もう知ってるよ!」という方もいらっしゃるでしょうが…

”美容室求人をすべき理由”

について解説をさせていただきます。

私の記事をご覧いただいている皆さんは、美容室求人ついてお悩みを抱えていらっしゃることが前提になります。

今回は何かアクションを起こす際に必要になる入り口の理解、”なぜやるのか”からお伝えしていきます。

動機が明確になれば原動力になります。是非最後までお付き合いください。


データから見る


こちらのデータは日本の人口の推移を表したデータです。

2018年を境に総人口が徐々に低下をし始めているのがお分かりになるかと思います。

【少子高齢化】というワードについては聞き馴染みのある方もいらっしゃるかと思いますが、この先は超少子高齢化社会(明確な定義はない)になっていくといわれています。

それだけでもお察しはつくかと思いますが、注目して欲しいのは15歳から64歳までの年齢の人口である生産年齢人口とこれからの世代になる14歳以下人口減少です。

人手不足と言われている美容室ですが、仮に美容室数が現在と変わらないまま人口減少をしていくと、1人の人材を獲得するためにより多くの美容室が争うことになっていくわけです。

令和元年時点

美容室数:254,422件
国家試験合格者:17,691
14店舗に1人の密度になり

エリア別で
東京:10店舗に1人
神奈川:20店舗に1人
千葉:30店舗に1人
といわれています


美容室の倒産件数が過去最多に

こちらは理美容業界の倒産件数が2019年度は過去最多を更新したというデータです。

倒産理由に関しては様々ありますが、人口減少を理由としたいわゆる労務倒産というのも要因の一つとして考えられます。


これを裏付ける根拠として、労働集約型である飲食業界も同様のデータを示しています。

仮に理美容業のみが倒産件数が上昇している場合には、業界内に原因がある可能性が考えられます。

しかし、他業界も同様に高水準を示しているということは、社会的な背景(人口減少等)が関係しているとはいえないでしょうか?


ここからわかること

これから始めようという方や、現段階では人材の確保に困っていない方は今以上に求人に対しては考えていかなければいけない時代になってくるということ、です。


入学者数の増加

危機感ばかりではありません。特に今からスタートするのはチャンスでもあります。

カリスマ美容師世代をピークとして、そこから徐々に低下してきた入学者数ですが、2021年度には昨年度の倍近くまで回復したというニュースがあります。

理由に関しては様々な要因が重なったことによる結果かとは思われますが、求人難で悩んでおり、これから獲得を目指していきたいサロン様には非常に嬉しいニュースではないでしょうか。


なぜ必要か?はサロンそれぞれ

冒頭でもお話しましたが今回は”美容室求人をすべき理由”というテーマでした。

なぜサロンに人材が必要か?についてはサロン様それぞれの価値観があるかと思います。

全てのサロンに求人が必要だとは考えていません。

・1人でやるにはお客様を抱えられなくなってきた
・店舗拡大をしていきたい
・循環が生まれるサロン文化を作りたい

など、未来を考えた時に”人材”で解消される課題がある場合に求人というアクションが必要になるのではないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?