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映画『花束みたいな恋をした』 Amazonプライムビデオにて

「山音麦です。好きな言葉は、『バールのようなもの』です」

!!バールのようなもの!
『バールのようなもの』、読んだことがある。宮沢章夫だったか?本はもう手放したけど、『バールのようなもの』という言葉はずっと印象に残っていた。

「あなたたちか…⁉︎数々の実写版を生み出しているのは」。
「猫に名前をつけることは、世の中でいちばん尊いことのひとつだ」。

「穂村弘、だいたい全部読んでます」。
おお…、穂村弘!

「ほぼ、うちの本棚です」

「偉い人かもしれないけど、その人は、今村夏子さんの『ピクニック』を読んでも何も感じない人だよ」


台詞のひとつひとつ、
ふたりの表情のゆらぎやしぐさ。

「いつまで学生気分でいるんだろう」
…………………そう…………………?
学生気分かな?

画面から目を放さず、ひとことひとことを受けとめ、表情や風景のひとつひとつを見つめたい映画を観た。
いいとか いやだとか
共感するとか しないとか
それはおいといて

不器用なんだけど
いやちょっとそれは と思わなくもないけど
イベント会社は騒々しくて、
やめなよって思ったけど。


「アタマに入ってこないの!パズドラしかできないの!」
って言ってたけど、ひとり暮らしに戻った麦くんの部屋は片付いてて、きちんとした食事していて、あれ?と思わなくもないけど。仕事落ち着いたのかな?
バロンは、絹ちゃんが連れていく方がいいと思うよって心配したんだけど。



花束みたいな恋を観た。
大切な映画を観た。



観たあと、

長男とお嫁ちゃんを、私にできうる限り護りたいと思った。



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