「まなかまなら出来るよ」
私の母の口癖、いや、口癖にしてもらいました。
就職活動真っ只中、母はよく私に「どうせそんなに上手くいかないんだから」と言いました。この些細な一言、母が私を思ってこう言ってくれていたこともわかっています。でも意外と、傷つくんです。
就職活動って、ただえさえ個人ワーク。思ってた何倍も辛い。そこに母の「どうせそんなに上手くいかないんだから」の一言、ダイレクトヒットです。
そこで私、閃いちゃいました。欲しい言葉を言ってもらおう、と。
ある日
私:「ねえお母さん、私にどうせ…っていう時、全部台詞変えてくれない?」
母:「どう変えればいいのよ」
私:「まなかまなら大丈夫」
母、爆笑でした。
その日から、就職活動で話をする度に
私:「一次選考通ったよ!」
母:「どうs……あっ……まなかまなら大丈夫よ!笑」
母、私共に爆笑です。
今では、なんでも無い時にも
母:「まなかまなら、なーんでも大丈夫よ!」
なんて、適当なことを言ってくれるようになりました。
私には、こっちの方が楽でした。
中には、現実的なフィードバックが欲しい、という方もいらっしゃるかもしれないですね。私と逆の境遇にある方は、逆のリクエストをしてみてもいいのかもしれません。きっと、そんなことが出来る方は強靭なメンタルをお持ちだと思うので、就職活動自体、上手くいってしまいそうですね。
誰にでも適性があるもので、それは仕事、勉強、運動に限らず、言葉に対しても言えることだと思うんです。「どうせそんなに上手くかないんだから」という言葉を一つとっても、私はとても傷つく一方で、納得の見方であると頷ける方もいらっしゃると思います。
何をとっても人それぞれなんです。
そして、自分のことを一番わかってるのは自分なんです。
だからこそ、自分の喜ばせ方を考えてみませんか?
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