見出し画像

入院中は日の当たる場所へ【骨折・入院】

入院32日目

今日は、入院中の過ごし方について書きたいと思います。

入院が1ヶ月を超えたといっても、最初の3週間は尿カテーテルが入っていて、車椅子の自走はNGだったので、まだ自由の身になって日は浅いです。

平日ならば外来の出入りが落ち着く午後の遅め、土日祝日なら外来もないので時間を気にせず、院内散歩に出かけます。暇つぶし半分、筋トレ半分です(車椅子に乗りながら足上げ運動をします)。

この病院は、旧病棟に新病棟が増設されたようで、めちゃくちゃ複雑な構造です(笑)。
普通、病院って、入ったらバーンと受付があって、その横に会計があって、という感じだと思いますが、入ったところにそれがない。
「本当にここが正面玄関なのか?」と不安になります(笑)。会計にいたっては、脇に入った廊下みたいなところにひっそりと存在します。壁に書いてある地図もなんだか分かりづらく、初めて訪れる人は絶対迷うんだろうな…と思ってしまいます。
私もいまだに地図はよく読めないのですが、ブラブラ車椅子で散歩するうちにだいたいの場所は把握できました。

よくいく場所は、コンビニ、カフェ、パン屋、自動販売機。休みの日は玄関を少しでて、風に吹かれにいきます。だいたいここら辺をブラブラして、自動販売機の横にある、日の当たる休憩スペースで一休みして戻ります。

この「日の当たる場所」というのがポイントです。

かつて入院していた病院は、屋上が開放されていたので、日中はそこでCD ウォークマン(高校生でした)を聴いて過ごしました。
よくドラマなんかで、車椅子を家族に押されて中庭を散歩するシーンが出てきますが、私は患者が自由に出入りできる中庭がある病院
を見たことがありません💦

ぐるっとまわりをカーテンで囲われている、薄暗いベッドの上で過ごしていると、気持ちまで病気になってしまいそうです。せめて窓際に移動するだけでずいぶんと違うので、私は折を見て「可能であれば窓際に移らせてもらえませんか?」とお伝えするようにしています。
今回も、1回目にお願いしたときは通りませんでしたが、タイミングをみて再度お願いして、無事に窓際へ移動となりました。

もし、今後入院される方がいらっしゃいましたから、入院中だからこそ、日の当たる場所、外を眺められる場所をぜひ見つけてください。そういう場所を確保しておくだけで、気持ちがだいぶ違いますから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?