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スマホと親指で殆どの問題が解決できてしまう都会の便利さに「人間として機能していない」と…

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スマホと親指で殆どの問題が解決できてしまう都会の便利さに「人間として機能していない」と感じ故郷を去りました。現在は能登半島の珠洲市に移り住み、半自給自足を開始。蔵人×漁師の生活を楽しんでいます。

最近の記事

令和6年能登半島地震 最前線で学んだ3つのこと<必要な道具編>

真冬に震災が起こった際の本当に必要な備えとは何なのか、知りたくありませんか。この記事は能登半島地震で学んだ3つのことの1つ、真冬の震災を生き抜くために必要だった3つの道具の事を書きます。 停電・断水・圏外の極限状態私が住む集落は停電・断水に加え、土砂崩れによる道の寸断が発生していました。これは、逃げたくても逃げることができないという意味です。真冬の厳しい寒さを耐えなければいけませんでした。 私たち夫婦が住む家は幸い崩れてはいませんでした。しかしダメージは酷く、屋内の扉はガ

    • お金しか払えないという都会人のジレンマ

      この記事は移住前の方に向けて書いています。 都会に住むあなたは会社勤めをし、給料を得、生活に必要なものをお金で支払う。そんな生活をしていますね。 一方で、田舎に移住するとどんな感覚になるか教えましょう。 会社勤めは生活に必要なOne of Themである 1つの会社に生活基盤を依存しない。それが田舎の当たり前の価値観です。 あなたは「家賃が払える仕事」という軸を必ず内包して会社選びしていませんか。それ故に年収の高さを求め、嫌な仕事でも我慢しながらこなす。 そんな生活をし

      • 地方移住に対する親・パートナーからの反対について

        この記事は移住前の方に向けて書いています。 ILAC東京にて能登半島への移住セミナーをしました。 そこで面白い質問がありました。 私と妻は二人とも冒険家気質なので、親は特に何も言いませんでした。 これが私の回答なのですが、補足で続きがあります。 あなたは誰の人生を生きているのでしょうか。私はこの質問を受けた時に家族・パートナーとの関係の大切さを思い出したので、こう続けました。 現地にいたスタッフならびに参加者の方々は苦笑していましたが、私は本当にそう思いますし、パート

        • 何故移住者は3年もたないと言われているのか

          この記事は移住前の方に向けて書いています。 「見とれ。あれは3年もたん。」という言葉移住者に向けて発せられている言葉です。 3年と言わず1年で別の地域に再移住してしまう人が多いのも事実。 住民は移住者の何を見てそのような言葉を発しているのでしょうか。 志望動機 移住は転職活動と構造がよく似ています。 あなたが移住後、住民から聞かれる言葉があります。 それは「何でこんなとこに来たん?」です。 移住先を選ぶに至った志望動機を聞いているのです。 住民:集落という会社の社員 

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          能登半島の珠洲市に移住して7年目に突入しました

          縁もゆかりも無い能登半島に暮らして7年目となりました。 流石に7年も暮らしていると、これから移住を検討している方々にたくさんの情報やアドバイスを届けられるようになります。 移住失敗する人とそうでない人の違い 移住前に何に一番時間を使わないといけないのか 7年前と現在の移住は異なる(ハードルが上がっている などなど、7年生の目線から読者に届けられる情報を書いていきます。 そんな私は大きく3つの事を達成しています。 集落初めての移住者として現地入りを果たす 250年を

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